【最新】國學院高校の偏差値は?倍率や合格のための入試対策も徹底解説

國學院大学の付属校として知られる國學院高校。国公立やGMARCHをはじめとした難関大学の現役合格者が多いとして、多くの受験生から注目されていますが、受験を考える学生のなかには「どれくらい難しい学校なのか知りたい!」「國學院高校に合格するための対策が分からない」という人も多いことでしょう。

そこで本記事では、國學院高校の受験難易度について偏差値・倍率の観点から紹介します。合格のためにおさえておくべき入試対策・学習のポイントも解説していますので、國學院高校への受験を考えている人はぜひチェックしてみてください。

この記事でわかること
  • 國學院高校は併設中学校・募集時のコース区分がない「高校単独校」
  • 國學院高校の偏差値は66で、V模擬の60%合格偏差値は60~62程度
  • 國學院高校の実質倍率は2.7~3.7倍
  • 國學院高校は充実した英語教育と希望制の「チャレンジクラス」が魅力
  • 國學院高校は明るくて真面目な生徒が多く、活気のある校風
  • 國學院高校への合格を目指すなら東大先生!
目次

國學院高校の学校概要

明治神宮野球や国立競技場など、都内の有名スポットに囲まれた場所に位置する國學院高校。2018年には開校70周年を迎えた歴史ある学校で、私立では珍しい併設中学校・募集時のコース区分のない「高校単独校」です。國學院大學を母体としており、「心の教育」をスローガンに、他者への思いやり・礼節をわきまえた生活指導を行っています。

國學院高校の学校概要については以下のとおりです。

クラス数・人数3学年・各学年約14クラス(1クラス平均人数約45人)
所在地東京都渋谷区神宮前2-2-3
アクセス地下鉄銀座線「外苑前駅」より徒歩約5分
参照:『國學院高等学校』公式HP

偏差値・倍率から見る國學院高校の受験難易度は?

國學院高校への受験を考えている学生にとって偏差値・倍率は、これからの受験勉強の指針にもなる大切な情報。ここからは偏差値・倍率の観点から、國學院高校の受験難易度について解説していきます。

國學院高校の偏差値は66とハイレベル

國學院高校の2024年度の偏差値は66とハイレベル。(※1)ちなみに偏差値65の成績の目安は上位6.68%の位置づけになります。つまり、1,000人の受験者がいた場合には66.8位前後という高い成績を取れるほどの学力が必要といえるでしょう。

ちなみに、中学3年生を対象とした高校入試用模擬テストである『V模擬』において「60%合格」とされる偏差値は60~62程度です。(※2)しかし、偏差値は各模擬テストの受験者数・平均点によって変動するため、合格圏内の偏差値であっても油断は禁物!

都立・県立の上位校の併願先の1つとして選ばれやすいことから、実際の受験では偏差値が70近い受験生との戦いも想定して学力をアップさせていく必要があります。

※1 参照:【2024年】東京都内の高校偏差値ランキング|国立・都立・私立高校まで一挙紹介

※2 参照:『國學院高等学校』公式HP よくある質問

倍率は2.7~3.7倍とそこそこ高め

國學院高校の実質倍率は2.7~3.7倍とそこそこ高めです。特に第3回一般入試の倍率については、毎年実質倍率が高くなる傾向に。5倍以上にまで跳ね上がった年度もあるため、受験のタイミングによってはかなりの激戦になる場合もあります。過去3年間の実質倍率は以下のとおりです。

2024年度2023年度2022年度
推薦入試1.01.01.0
一般入試(第1回)2.21.92.3
一般入試(第2回)2.73.53.7
一般入試(第3回)3.65.28.0
※参照:『study高校受験 首都圏版』国学院高等学校 入試情報・学費

國學院高校と同程度の偏差値の併願先

自分の進路・目的に合った学習ができる学校を選ぶためにも、高校受験においては併願先選びも重要。國學院高校と同程度の偏差値で選ぶ主な併願先は以下のとおりです。

  • 昭和学院(普通科 トップグレード・アカデミー)
  • 朋優学院(特進コース)
  • 敬愛学園(普通科進学コース)
  • 千葉敬愛高校(普通科 総合進学コース)
  • 日本大学鶴ヶ丘高校(総進コース)
  • 順天高校(普通科 特進選抜類型)
  • 日本大学第二高校(普通科)

※参照:Benesse『進研ゼミ中学講座』東京都 入試データ

國學院高校を受験する学生は、各私立学校の特進コースを中心とした、国公立・私立の難関大学受験を見据えた学習ができる高校を選ぶ傾向に。都内だけにとどまらず、千葉県をはじめとした関東各地への進学を考える受験生も少なくありません。

國學院高校に合格するための入試対策・勉強方法

國學院高校の入試情報

國學院高校への受験を攻略するためにも、相手をよく知ることが大切!まずは、2024年度の募集要項を踏まえて、國學院高校の入学試験の内容について紹介します。推薦入試・一般入試でそれぞれ違いがあるため、自分が有利になる方法で受験しましょう。

推薦入試

國學院高校の入試において、一番早い時期に試験が行われる「推薦入試」。

出願資格として「中学校3年を通して、原則として欠席15日以内、かつ遅刻・早退の合計が15回以内」や「3年次の成績において、3教科(国・英・数)の評価が5段階評価で合計13以上、かつ5教科(国・英・数・社・理)が合計22以上」、「英検準2級以上を取得している者」といった基準があるため、受験の際には注意しましょう。

試験方法は、適性検査(国語・英語・数学の主要3科目・各科目30分)と面接の2つ。面接については、受験生1名に対して面接官2名がつき、3~5分程度質疑応答を行います。

一般入試

國學院高校の一般試験は、第1~3回まで試験区分が用意されているのが特徴です。全ての試験区分において、学力検査・面接・調査書の3つで選考されます。しかし、第3回の学力試験については他の試験区分と同じ「3教科型」とは別に、国語・英語・数学・社会・理科の5教科で試験を行う「5教科型」も選択可能です。

面接のスタイルは推薦入試と同じですが、時間は2~3分程度と短め。調査書については出欠状況・遅刻・早退の回数などを重視してチェックされるため注意しましょう。

学力検査の出題傾向・学習のポイント

國學院高校を受験するにあたって重要な学力検査。英語・国語・数学の主要3科目は必ず出題されるため、それぞれの出題傾向をおさえておくことで、より効率よく学習を進めることができるでしょう。ここからは、國學院高校の学力検査の出題傾向・学習のポイントを科目ごとに解説していきます。

英語

國學院高校の英語を攻略するためには「読解力を鍛えられているかどうか」が重要なポイントです。問題の7割程度が長文読解に割り当てられる傾向にあるので、序盤に時間をかけすぎないように注意!

設問も文挿入・内容の正誤問題など、問題文の内容を把握していないと解答できないものも多いため、日頃の勉強では英文を読みながら、重要事項・話が転換するポイントなどに印をつけてすぐチェックできるようにする癖をつけるとよいでしょう。長文読解の解き方に慣れてきたら、本文を読む前に問題文に目を通すようにすると、試験中のタイムロスを抑えられます。

語句整序問題・短文補充問題など、文法に関する問題の難易度は易しめ。基礎的な文法・慣用句の知識があれば解けるものが多いため、受験本番では短時間で回答できるようにしましょう。文法の学習では品詞の組み合わせや形を意識し、慣用句は文例・使い方などと一緒に覚えていくことをおすすめします。

国語

國學院高校の国語は現代文の読解2問、古文1問、漢字問題の出題形式が定着している傾向に。現代文については普段の学習において問題文の要点をピックアップし整理する力を身に付けておくことが大切です。特に問題文の内容に合う選択肢や意見を選ぶ問題は、選択肢自体の文章も長め。受験当日には、文章の関係性や違いを見落とさないようにしましょう。

古文については配点が大きく、合否を左右するポイントです。一部現代語訳の注釈が付いているものの、大学入試レベルの文章が採用された年度も。そのため、古文の読解に慣れていないと高得点を取るのは難しいでしょう。

古文の学習のポイントは「それぞれの発言・行動は誰がしたものか?」をその都度見分ける癖をつけること。現代文とは違い、古文では主語が省略されやすいため、作者・話し手の敬語の使い方などをヒントとして見分けてみてください。

漢字問題や熟語などの言葉に関する問題は得点のチャンス。漢字や言葉の意味・使い方・違いなどを意識して学習するとよいでしょう。

数学

國學院高校の数学については、計算・関数・図形・確率などの分野がバランスよく出題される傾向に。基礎問題・易しめの応用問題が多いことから、多くの受験生の得点源といえます。平面図形・空間図形は慣れていないと時間を取られやすいため、自信がないのであれば後回しにすることも考えましょう。

学習のポイントとしては「計算に慣れる」「解き方のバリエーションを増やしておく」の2点です。特に小問として出題される計算はチャンス問題なので、素早く解けるように普段から計算の訓練を重ねましょう。

全体的に標準的な難易度の問題だからこそ、計算時のケアレスミスが起こりやすい傾向に。一度答えが出たとしても、別の解き方で検算をして確実に得点につなげていきましょう。

効率よく学習を進めたいなら『東大先生』もおすすめ

偏差値・倍率のどちらも高く、学力試験ではハイレベルな戦いになることが予測できる國學院高校への受験。合格を勝ち取るためには、受験を見据えた計画的な学習計画を立てることが重要になります。

國學院高校への受験を考えている学生のなかには「自分に合った勉強方法が分からない」「勉強の計画を立てるのが苦手…」という人もいるかもしれませんね。

そんな悩める学生へおすすめしたいのが『東大先生』によるマンツーマンコーチングです。

専属の東大生講師がパートナーとなり、学生一人ひとりの目標・スケジュールに合わせた学習計画を作成。1日30分からでも受講が可能で、部活動や習い事、休日などの好きなタイミングで授業を入れられるため、勉強が苦手な人でも無理なく学習を進められますよ。

志望校合格までの最短ルートに基づいて効率的に学習できるため、学習計画の立て方・勉強の進め方にお悩みの人はぜひ活用してみてくださいね。

多くの受験生が集まる、國學院高校の魅力とは?

偏差値・倍率の高さからも分かるように、毎年たくさんの学生が受験している國學院高校。多くの受験生からの人気を集めている理由とはなのでしょうか?ここからは、多くの受験生が集まる理由といえる、國學院高校の魅力についてご紹介します。

充実した英語教育・研修

國學院高校の魅力の1つに、国内・国外の2つの側面から高い語学力を養う「充実した英語教育・研修」が挙げられるでしょう。

国内英語研修の内容としては、國學院高校オリジナルのプチ留学を実施。生徒5名にネイティブ講師1名が同行し、国内の特定のエリアで外国人へのインタビューを行い、プレゼンテーションを通して振り返るなど、実際に学んだ英語を活用し、誰かに伝える力を養うプログラムが用意されています。

他にも、卒業までに全員が「実用英語技能検定(英検)」の2級を取得することを目標とした「必修の英検講習」や、希望者を対象としたネイティブ講師による長期休暇英会話講習も用意。オーストラリアやカナダなどでの6~7日間の海外研修も1年生次から参加可能です。

受験対策に必要な英語だけでなく、実際に使える英語の習得も見据えたプログラムの数々は、國學院高校ならではの魅力といえるでしょう。

希望者のみで構成される「チャレンジクラス」

難関大学への受験を考えた「チャレンジクラス」の存在も、國學院高校の特色です。文系の2年生・3年生を対象としたクラスで、一般的な特進クラスとは違い「希望制」を採用しており、希望する生徒の中から選抜したうえで結成されています

定期テスト・使用教材は他のクラスと同じですが、一般選抜での難関大学合格を見据えたハイレベルな受験指導を受けられる点が特徴。クラス替え・担任の変更等がなく学習環境が変わらないため、安心して学習に集中できるでしょう。

国公立・GMARCHなどの難関大学現役合格者を多数輩出

國學院高校は生徒の多彩な進路・目標に幅広く対応できるように、早い段階から入試の研究・対策を行っており、毎年国公立・GMARCHなどの難関大学現役合格者を多数輩出しているのも魅力。普段の授業では課題や小テストを通して習熟度をチェックし、難関私立大学への受験に必要な学力を養成します。

国公立受験を目指す生徒には「国公立大学受験ガイダンス」を通して、国公立大学受験の仕組みや学習の進め方についてのアドバイスを実施。季節講習・授業動画をはじめとした多彩な学習機会を用意しているため、自分の志望校・進路に合わせた学習サポートを受けられるでしょう。

他にも以下のような進学実績があります。

  • 早稲田大学
  • 慶應義塾大学
  • 上智大学
  • 東京理科大学
  • 明治大学
  • 青山学院大学
  • 法政大学
  • 筑波大学
  • 埼玉大学
  • 千葉大学
  • 横浜国立大学

※参照:『国学院高等学校』進路実績

國學院高校の評判・口コミ

募集時のコース区分がない高校単独校という、珍しいタイプの私立高校である國學院高校。学習カリキュラムはもちろん、学校行事や部活動なども充実していると人気ですが、在校生・卒業生からの評価が気になる人も多いのではないでしょうか?

ここからは、実際の在校生・卒業生からの評判や口コミをご紹介します。

國學院高校についての評判・口コミ
  • 「友達ができやすく楽しい。青春を謳歌したい人におすすめ」
  • 「学校生活と勉強の両立がしやすい」
  • 「一学年の人数が多く、気の合う友達を見つけられる。陽気な人が多い」
  • 「文化祭をはじめ、校内イベントでは生徒も先生もノリノリで楽しい!」
  • 「校則は厳しいけど、楽しい高校生活を過ごせる」
  • 「生徒はみんな優しくて真面目。真面目に取り組むとき・イベントを楽しむときでしっかり切り替える」

國學院高校の在校生・卒業生の口コミを見てみると、明るくて真面目な生徒が多く活気のある校風であることが伺えます。

「校則が厳しい」という声もありますが、頭髪の色や服装、スマホの使用などといった基本的なルールが中心になるため、そこまで警戒する必要はないでしょう。勉強・部活動・友達との学校生活を目いっぱい楽しみたい人にはぴったりな高校といえます。

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國學院高校は偏差値66、倍率2.7~3.7倍とかなりハイレベル。国内・国外の2本柱で実践的な英語力を身に着けられる教育システムや、多彩な進路に幅広く対応できるカリキュラムこそ、國學院高校が多くの受験生から注目される理由といえます。

だからこそ、國學院高校のようなハイレベルな学校への受験においては、志望校の入試を意識した計画的な学習をしてきたかどうかによって合否が決まるといっても過言ではありません。

『東大先生』であれば、学生一人ひとり専用の学習計画に基づいて、専属の東大生講師が志望校合格までサポートします。

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