川和高校は、神奈川県横浜市にある県立高校です。国公立大学や有名私立大学への進学者を多数輩出しています。
「川和高校の偏差値はどれくらいなのだろう？」
「川和高校からの進学先は？」
川和高校に受験を考えている方は、このような疑問や不安を持っているのではないでしょうか？本記事では、川和高校への進学を目指す受験生に向けて、偏差値や学校の校風・進学実績などを徹底解説しています。最後には、受験ノウハウが豊富な当メディアが川和高校への効果的な受験対策もお伝えします。ぜひ参考にして、受験突破にお役立て下さい！
- 川和高校の偏差値は69程度で、偏差値ランキングは神奈川県内343校中9位とかなりの難関校
- 進路行事が充実していて、進路実現に向けた手厚いサポートがある
- 川和高校の合格に必要な内申点は135点満点中127点と他校と比較しても高め
- 川和高校の校訓は「誠実・勤勉・素朴」で様々な分野で社会に貢献できる人材として成長するような学校教育目標である
- 川和高校の入試対策は現役東大生がマンツーマンで指導する『東大先生』がおすすめ！
川和高校の偏差値・倍率は？
みんなの高校情報によると、川和高校の偏差値は69程度です。偏差値ランキングでは、神奈川県内343校中9位、全国では9,829校中190位に位置しており、非常にレベルの高い高校と言えるでしょう。
また、2024年に行われた川和高校の受験の倍率は以下の通りです。
| 募集定員 | 志願者数 | 最終志願者数 | 倍率 | 最終合格者数 |
| 319 | 407 | 399 | 1.25 | 319 |
偏差値は69であり、倍率も1.25と決して低いわけではありません。しっかりと受験対策をして入試に臨まなければならない学校であることは、間違いありません。
川和高校の合格ライン
川和高校の合格に必要な内申点は135点満点中127点と高めになっています。川和高校は他校と比較した際、内申点をより重視されていることに注意が必要です。
神奈川県の公立高校入学者選抜制度では、内申点（学習の記録 評定）・学力検査（当日筆記試験）・特色検査の3つの軸で評価され、合否判定されます。川和高校の選考比率は、以下の通りです。
＜川和高校入学者選抜選考基準＞
| 第一次選考 | 第二次選考 | ||||
| 学習の記録（評定） | 学力検査 | 特色検査 | 学力検査 | 主体的に取り組む態度（評価） | 特色検査 |
| 4 | 6 | 1 | 7 | 3 | 1 |
川和高校では、高い偏差値に加えて、内申点も受験の合否に大きく影響します。勉強だけではなく、日ごろの学校生活の態度や取り組みにも関心を向けなければなりません。
また、受験する学校によっては第一次選考・第二次選考での配点比率が変わります。他校も併願する場合、この比率についても確認が必要です。適切な情報収集をし、不利にならないよう、戦略的な対策をしていくことが大切ですね。
川和高校のおすすめ併願校
川和高校の受験を考えながら、併願校もしっかりと考えて決めていかなければなりません。慎重に、そして適切に併願校を選択していくことが受験の成功に繋がります。川和高校を受験する人におすすめの併願校を一部ご紹介します。偏差値・コースそれぞれを確認しながら参考にしてみて下さい。
| 高校名 | 偏差値 | 国立私立 | 共学/男子・女子高 |
| 桐蔭学園 普通プログレスコース 普通アドバンスコース 普通スタンダードコース | 69 66 65 | 私立 | 共学 |
| 山手学院高校 普通科特別進学コース 普通科進学コース | 69 64 | 私立 | 共学 |
| 中央大学附属横浜高校 | 67 | 私立 | 共学 |
| 青山学院高等部 | 72 | 私立 | 共学 |
各高校には独自の特色があり、教育内容や学習の進度、生徒の進学先に違いが見られます。偏差値も参考にしつつ、高校のホームページや口コミなどをしっかりと確認し、自分に合う選択をして受験に備えて下さいね。
川和高校はどのような学校？
川和高校は国公立大学の他、早慶MARCHへの進学者を多数輩出しています。「学力向上進学重点エントリー校」に指定されており、学力のレベルが非常に高く評価されている進学校です。
進学校なのにもかかわらず、ほとんどの生徒が部活動に所属し活躍しています。まさに「文武両道」を体現している学校とも言えるでしょう。
川和高校の基本情報
川和高校の基本情報は以下の通りです。
| 学科 | 全日制課程・普通科 |
| コース選択 | 2年：文系・理系の選択3年：半数近くが選択科目 |
| 住所 | 〒224-0057 神奈川県横浜市都筑区川和町２２２６−１ |
| 電話番号 | (045)941-2436 |
| アクセス | ＜電車＞ 市営地下鉄グリーンライン 「都筑ふれあいの丘」駅下車徒歩15分 ＜バス＞ 東急田園都市線市が尾駅よりバス乗車7分/川和高校入口下車徒歩5分 横浜市営バス306系統センター南駅行き 横浜市営バス305系統中山駅北口行きまたは石橋行き など、行き方多数あり。詳細はホームページより確認してみて下さい。 |
川和高校は、神奈川県教育委員会から「学力向上進学重点エントリー校」に指定されています。
＜学力向上進学重点エントリー校とは？＞
将来の日本や国際社会でリーダーとして活躍できる高い資質・能力を持った人材 を育成するため、エントリー校の中から、指標に基づき学力向上進学重点校を指定 し、生徒一人ひとりの進路希望の実現が図れるよう取り組みます。
参照：神奈川県教育委員会
川和高校は、国際社会で活躍できる人材を育てるために定められた制度のエントリー校に指定されるほど、質の高い教育環境を提供している学校です。学生が国内外でリーダーシップを発揮できるよう、積極的な育成が行われています。
川和高校の校風
川和高校の校訓・学校のミッション・学校教育目標は以下のように掲げられています。
＜校訓＞
誠実・勤勉・素朴
＜学校のミッション＞
多様な分野でリーダーシップを発揮し、堅実に社会に貢献できる人材の育成をめざし、健やかな体、たくましい精神力及び思いやりを育む教育に取り組む。
○生徒が自ら課題を発見し解決する力を育み、主体的で対話的な深い学びの過程の実現に向けた不断の授業改善の実施等、これからの時代に求められる資質・能力の育成に向け、教育活動の充実に取り組む。
参照：川和高校公式ホームページ＜学校教育目標＞
質の高い、きめ細やかな教育を提供することで、経済的に厳しい環境にあっても、資質・能力に優れ、やる気のある生徒の進路実現を積極的に支援する。
○心身の健全な発達と逞しい精神力を養うために、部活動を積極的に推進する。
○卒業後、各方面でリーダーとして活躍するために、体力・知力・精神力に加えて、様々な機会を捉えて道徳心を育む。
川和高校は、生徒が様々な分野で社会に貢献できる人材として成長するよう、進路実現に向けた手厚いサポートを受けられる環境が整っている学校です。
川和高校の進路行事
川和高校には、生徒の将来に向けた進路に関するの多様な行事が数多く開催されています。学年ごとに進路行事を見ていきましょう。
＜1年生＞
6月
- 保護者対象進路説明会
受験に向けて学校と保護者が足並みを揃えるために行われています。
- 卒業生によるキャリアガイダンス
卒業生が大学に進学して実際に感じたこと、高校生のうちにしておいた方が良いことなど、
実践的なアドバイスを聞く機会です。
＜2年生＞
6月
- 保護者対象進路説明会
1年次同様
- 大学出張授業
大学教授から直接講義を受けられます。
専門分野について学べる貴重な機会です。それぞれ希望する分野を選んで参加します。
10月
- 進路講演会
主に志望校決定に向けた計画とスケジュールの確認を行います。
＜3年生＞
6月
- 保護者対象進路説明会
外部講師から最近の入試傾向と対策についての説明があります。
- 大学ガイダンス
入試担当から入試の最新情報・学部学科の特徴などについて直接話を聞ける機会です。
それぞれが希望する大学を選んで参加し、大学についての理解を深められます。
＜その他＞
- 医学部受験ガイダンス
医学部受験を目指す人に向けて、受験の見通しや心構え、目標の明確化を早期から行っています。
- 留学ガイダンス
留学を希望する人にとって、具体的な準備や知識を得られる機会です。
川和高校では、一人ひとりが自分の進路に真剣に取り組めるよう、進路行事がとても充実しています。早期から受験に対する意識を高め、進路選択のサポートがしっかりと受けられる万全の環境と言えるますね。川和高校への入学は、将来の目標に向かって効果的に進むための大きな一歩となるでしょう。
川和高校の進学実績は？
テレビ東京で2023年12月に放送された「THE名門校」によると、川和高校の2023年現役進学率は86%で、その内訳は、国公立大学24%・私立大学62%です。有名難関大学への合格者が多数を占めており、目標に向かって合格を成し遂げた卒業生がたくさんいることがうかがえます。どのような大学へ進学したのか、詳しく見ていきましょう。
川和高校からの進学実績
川和高校からの現役進学実績は、具体的にどのような大学なのか国公立/私立に分けてまとめました。ぜひ確認してみて下さい。
| 国公立 | 北海道大学 東北大学 名古屋大学 東京工業大学 一橋大学 帯広畜産大学 筑波大学 福島大学 埼玉大学 お茶の水女子大学 東京医科歯科大学 東京海洋大学 東京農工大学 東京外国語大学 横浜国立大学 信州大学 新潟大学 広島大学 国際教養大学 東京都立大学 横浜市立大学 神奈川県立保健福祉大学 |
| 私立 | 早稲田大学 慶応義塾大学 上智大学 東京理科大学 明治大学 青山学院大学 立教大学 中央大学 法政大学 日本大学 東洋大学 駒澤大学 専修大学 麻布大学（獣医） 大妻女子大学 桜美林大学 学習院大学 神奈川大学 神奈川工科大学 北里大学 杏林大学 工学院大学 國學院大學 国士舘大学 芝浦工業大学 昭和女子大学 昭和薬科大学 成蹊大学 成城大学 玉川大学 多摩美術大学 津田塾大学 東海大学 東京医科大学 東京女子大学 東京都市大学 東京農業大学 東京薬科大学 日本赤十字看護大学 日本女子大学 星薬科大学 武蔵野大学 明治学院大学 明治薬科大学 近畿大学 など |
また川和高校には、早稲田大学・慶応義塾大学・上智大学など有名大学への指定校推薦もあります。川和高校へ入学して日ごろの勉強を頑張って成果を出していれば、レベルの高い大学へ推薦を活用した進学も狙えます。
目標を持って第一志望の大学へ進学できる、川和高校の環境で勉強できると良いですね！
川和高校の受験対策
川和高校は「学力向上進学重点校」に指定されているため、特色検査も行われています。しっかりとした準備が必要不可欠です。川和高校の試験の特徴を踏まえ、合格へ近づくための対策をご紹介します。川和高校へ受験を考えている人は、ぜひ参考にして勉強に役立ててみて下さいね。
特色検査とは？
特色検査は、神奈川県教育委員会によって作成された高校入試のための独自試験です。難関校と呼ばれる高校で実施され、論理的思考力や表現力を専門的な課題の中で測ります。川和高校でも特色検査が行われているので、対策をしっかりとしていかなければなりません。
川和高校の特色検査は、共通問題と共通選択問題を用いた60分の「自己表現検査」です。教科横断的な問題で構成されていて、各教科の知識を活用・応用する力、思考力、表現力、コミュニケーション能力などを評価する問題が出題されます。知識を身につけるだけではない対策が必要ですね。
基礎の部分をしっかりと勉強しておくだけではなく応用問題に対応できる力をつけるため、過去問を解いて問題に慣れ、試験に備えましょう。
受験対策には東大先生を活用しよう！
受験対策といっても範囲が膨大で、勉強の進め方について悩みはたくさんありますよね。基礎を固めて応用力をつける受験対策も大切ですが、日ごろの内申点をあげるための勉強も必要です。しかし、普通の塾では一斉授業であることが一般的で、自分の苦手に直接アプローチしていくことは難しいと言えるでしょう。
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川和高校合格なら東大先生におまかせ！（まとめ）
この記事では、川和高校の偏差値や校風・進学実績について解説しました。
川和高校の合格を手にするためには、日ごろの定期テスト対策や授業での取り組みを頑張っていかなければなりません。さらには基礎をしっかりと身に着けた上で、知識を応用した多様な能力を高めることが必要です。
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