古文のおすすめ参考書10選!志望校レベル別に参考書の進め方も合わせて紹介

古文のおすすめ参考書10選!参考書の進め方も紹介

受験生の中には古文と聞くと少しアレルギー反応を起こす人もいるのではないでしょうか。「文章を読んでもちんぷんかんぷん」などの声がよく聞かれます。

それもそのはず、古文の文章は専門家であっても全部を正しく解釈するのが難しいほどの学問。専門家でない受験生が完璧に解釈することなどできません。古文の勉強のポイントは省略を補い古文のストーリーを理解することにあります。

参考書には、ストーリーの理解を的確・スムーズに導き出すヒントが含まれています。解答のポイントをしっかり押さえて、古文で高得点を狙いましょう。

ここでは、古文を勉強する上でおすすめの参考書を10選します。また、志望校のレベル別に参考書の進め方を紹介。古文の参考書選びの参考にしてください。

この記事でわかること
  • 志望校レベル別のおすすめ参考書と参考書の進め方
  • 志望校に合わせた参考書の組み合わせ
  • 参考書選びに悩んでいるならコーチング指導塾がおすすめ
  • コーチング指導なら現役東大生講師が教える「東大先生」

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目次

【決定版】古文の参考書おすすめ10選を徹底比較

スクロールできます
参考書おすすめポイント基本中級上級
新ゴロゴ古文単語語呂合わせで古文単語を暗記できる。
富井の古文読解をはじめからていねいに分かりやすい予備校の授業をそのまま文字に起こしたような参考書。
マーク式基礎問題集 古文古文が苦手な人が始めるには手頃な難易度の問題集。
重要古文単語315要点をまとめた単語集なので、間違えやすいポイントをしっかり網羅。
古文上達 読解と演習56基礎からハイレベルな演習まで掲載されている参考書。
岡本梨奈の古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本初学者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説。
古文ポラリス 2問題を解くために必要な長文読解能力が磨かれます。
早稲田の国語赤本に比べると解説がより丁寧。
読み解き古文単語古文の長文を読みながら古文単語を学べる参考書。
得点奪取 古文古文の記述問題対策ができる参考書。採点基準を詳しく明記。

志望校レベル別おすすめ参考書と進め方

古文を攻略するポイントは、コツコツと知識を積み上げていくことです。一発逆転の解法などそうそう出てきません。基礎レベルから着実に土台を作り志望校のレベルまで学力を高めて行きましょう。

【初級】日東駒専・産近甲龍を目指す古文参考書

ここでは、古文の勉強を進める上での単語・文法・読解・演習の基礎参考書を紹介します。学校の授業でもつまづいているようであれば、一度手に取ってみてください。

新ゴロゴ古文単語

古文単語ゴロゴでは、語呂によって複数の意味をつなげて覚えることができます。暗記が苦手で、暗記に語呂合わせを使用したい受験生におすすめです。

富井の古文読解をはじめからていねいに

まだ古文の勉強が手付かずの受験生や学校の授業だけではいまひとつ古文の問題が解けないという受験生におすすめの教材です。分かりやすい予備校の授業をそのまま文字に起こしたような参考書なので、この一冊で古文の基礎が習得できます。

マーク式基礎問題集 古文

共通テストと同等または少し易しめの古文の問題が掲載されている参考書です。古文が苦手な人が始めるには手頃な難易度の問題集です。古文の苦手意識をなくすために、取りかかりやすい点が特徴です。

【初級】参考書の進め方

まずは古文の苦手意識を払拭することが重要です。基礎的な参考書「新ゴロゴ古文単語」と「富井の古文読解を初めからていねいに」を用いて、古文単語・文法・読解の理解を深めてください。アウトプットには「マーク式基礎問題集 古文」が最適です。

間違えた問題は、参考書に戻って確認し基礎固めを行いましょう。日東駒専のレベルであればおすすめ参考書の3冊と志望校の過去問があれば十分対策可能です。

【中級】MARCH・関関同立を目指す古文参考書

MARCH・関関同立の古文に対応するためには、教科書のレベルを超えた少し難易度の高い問題にもチャレンジする必要があります。教科書の知識だけでは合格には不十分と言えるでしょう。古文単語数・読解のテクニックなど、さらに学びを深めなければなりません。

重要古文単語315

重要古文単語315は受験生が覚えやすいよう単語の覚え方が紹介されています。古文では真逆の意味を持つ単語には要注意です。要点をまとめた単語集なので、間違えやすいポイントがしっかり網羅されています。

古文上達 読解と演習56

MARCH・関関同立レベル以上の大学を目指すなら必須の一冊です。参考書のレイアウトはシンプルで基礎問題と演習問題に分かれており、取り組みやすい内容になっています。ハイレベルな演習まで掲載されているため、しっかり内容が把握できれば古文の点数を大幅に伸ばしてくれるでしょう。

岡本梨奈の古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本

タイトルに「基本」と書いてあるものの、ハイレベルな問題でも対応可能になる参考書です。初学者がつまずきやすいポイントが丁寧に解説されているため、基本の参考書に間違えられやすいのでしょう。他の参考書を一周以上した受験生でも学びが得られる内容になっています。

【中級】参考書の進め方

MARCH・関関同立レベルの古文は、共通テストのレベルより少し難しい内容です。しかし、基本的な内容を押さえ問題演習をこなせば最低限の得点が取れます。

「重要古文単語315」と教科書もしくは「岡本梨奈の古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」を用いて基礎を固め「古文上達 読解と演習56」で仕上げていきましょう。

古文が苦手ならアウトプットは「マーク式基礎問題集古文」からスタート。より完璧にするなら「古文ポラリス2」を仕上げに使ってください。

【上級】早稲田・上智を目指す古文参考書

過去問とうまく組み合わせることで効果を発揮する参考書がおすすめです。早稲田・上智クラスで出題される古文ともなれば、参考となる問題集を見つけるのは難しいでしょう。

古文ポラリス 2

古文ポラリスは問題演習の参考書で、1・2・3とレベル別に分かれています。「古文ポラリス2」は中間的な位置付けの難易度です。問題を解くために必要な長文読解能力が磨かれます。早稲田・上智レベルにおいては、やや難易度としては物足りない部分もありますが最低限仕上げておかなければなりません。

早稲田の国語

早稲田大学ではハイレベルな古文の問題が出題されるため、超難関大学受験において参考となる問題が多いです。「早稲田の国語」は早稲田大学の過去問から抜粋された問題が掲載されています。赤本に比べると解説が丁寧なため、分からない問題の内容をより理解できます。

【上級】参考書の進め方

MARCH・関関同立の参考書ルートに加えて「ポラリス2」までをきっちり仕上げることが大前提。古文の土台が整ったら実際に過去問にチャレンジしましょう。過去問の解答に手応えを感じなかったら「早稲田の国語」を活用し問題をしっかり考察してください。さらに古文の完成度を高めたいなら「ポラリス3」に取り組みましょう。

【超上級】東大・京大・一橋を目指す古文参考書

東大をはじめとする超難関大学の古文では、主語補足と論述問題で必要なことを簡潔にまとめる能力が強く求められます。なるべく論述問題は添削を受けてフィードバックをもらってください。また、添削者には採点のポイントが分かっている東大レベルの講師が良いでしょう。

読み解き古文単語

古文の長文を読みながら古文単語を学べる参考書です。長文読解の要素も含まれているため、効果的に深く学ぶことができます。ただし、基礎的な古文単語や文法知識をマスターしてからでなければ難度が高い参考書なので注意してください。

得点奪取 古文

古文の記述問題対策ができる参考書です。参考書内の問題は全て記述式なので、国公立2次試験対策に使えます。記述問題の採点基準が詳しく明記されているため、独学でも一定の効果が期待できます。

【超上級】参考書の進め方

まず基本はMARCH・関関同立対策・早慶対策と同じ参考書ルートを完遂することです。ただし、論述問題のハードルが高いため「得点奪取 古文」や東大・京大などの超難関大学の過去問を使ってしっかり対策をしましょう。また、添削のフィードバックが重要なので、なるべく東大レベルの学力がある先生に協力をお願いしてください。

参考書での独学が難しい人はコーチング塾がおすすめ!

「参考書が本当に志望校に合っているか不安」「古文は採点が大きくないからどこまで勉強しようか」などと感じている人は多いのではないでしょうか。参考書選び・学習計画作りに自信がない人は、コーチング指導が受けられる塾で担当講師に相談することをおすすめします。

古文は短時間の勉強で済ませたいという気持ちは分かります。大学によっては、国語における得点の割合が少ないケースも見られます。しかし、学習時間の短縮を叶えるには効果的な参考書との出会いが必要になります。参考書選びに自信がないのならプロの力を借りるのも良いでしょう。コーチング指導を受ければ自分に合った適切な参考書と参考書の進め方を示してもらえます。

コーチング指導とは

最近の教育現場では授業だけでなくモチベーション管理・進捗管理までを包括して行うコーチング指導が注目を浴びています。ただ授業を行うだけではなく、毎日の自主学習のサポート、合格から逆算した受験カリキュラムを作成。無駄なく効率的な学習が可能となります。

ただし、コーチング能力は担当講師の学歴に大きく左右されます。講師が知り得る学習戦略のレベルが、実際に合格した大学のレベルに比例するため。

コーチング指導を受けるなら東大生講師がおすすめ。日本で最も高い学歴を持つ東大生が日本最高峰の学習戦略を持つことを意味しているからです。

昨今は、私立大学を中心に受験形式の多様化が進んでいます。併願校の受験対策まで考え出すと、いくら時間が合っても足りません。受験を優位に戦うためには、無駄にできる時間は一切ありません。プロの力でサポートしてもらえれば、大幅な時間短縮効果が期待できます。

コーチング指導なら「東大先生」がおすすめ

コーチング指導なら、講師を現役の東京大学生・東京大学院生のみに限定した「オンライン家庭教師 東大先生」がおすすめです。塾生一人ひとりのタイプを見極めて、ぴったりの学習プランが提案できるので、往々にして起こりがちな学習プランの計画倒れにも細やかに対応可能。

受験生の力だけで受験戦略・進捗管理を十分に行うことはできるでしょうか。難しいと感じるのであればプロに任せるのがおすすめです。受験生は勉強だけに集中できて学力向上が期待できます。

東大先生では分からないことがあれば、いつでもLINEによる相談を受け付けています。また、毎日利用できるオンライン自習室なら18時から23時の間ならリアルタイムで東大生講師に質問をすることができます。

東大先生なら現役東大生のみが講師なので安心。もし講師との相性が合わなくても、次に紹介する講師も現役東大生です。

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