【2024】浦和西高等学校の進学実績は?国公立大学・難関私立大学の進学者数まで徹底解説

浦和西高等学校は、埼玉県さいたま市浦和区にある県立高校です。「校則がない」「制服がない」など自主自立を促す自由な校風・有名大学への現役合格する進学実績も魅力的になっています。埼玉県在住の中学生にとっては、憧れの学校の一つと言っても過言ではありません。

文武両道で有名な浦和西高等学校の部活動加入率は、兼部も含めると100%超えです。学生は、学校生活を満喫しながらも、しっかり現役で大学に合格していきます。大学進学率は90%を超え、ほとんどの学生が大学へ進学します。卒業後は、有名大学へ進学する者が多く、特にGMARCH・成成明学・日東駒専の合格率が高いです。国公立大学の合格率も高く、学内の進学サポートの高さが伺えます。

この記事では、浦和西高等学校の進学実績について詳細に解説します。

この記事でわかること
  • 浦和西高等学校は、現役で大学に進学する
  • 浦和西高等学校は、国公立大学第一志望者が多く、地方国公立大学へも進学している
  • 浦和西高等学校の進学実績のボリュームゾーンはGMARCH
  • 浦和西高等学校の入学試験対策なら現役東大生がマンツーマンで指導する「東大先生」!
目次

浦和西高等学校とは

浦和西高等学校は、国立埼玉大学と高大連携を行っています。場合によっては、高校生の間から埼玉大学の単位を取得することが可能です。高大連携は、将来のイメージがクリアになるいうことで、学生から好評のようです。

2024年の浦和西高等学校偏差値は65と、入学には高い学力を要します。また、内申点を高く評価しているため、基本的に真面目な学生が多い印象です。埼玉県下の公立高校の中では、13番目の高偏差値となるため、入学するには中学校の早い間からコツコツと勉強を積み重ねる必要があります。

浦和西高等学校では、どのような進学指導を行い、卒業生らを難関大学に進学させているのでしょうか。ここでは、浦和西高等学校進学実績の裏側を紹介します。

浦和西高等学校の進学指導

浦和西高等学校は、公立校であるものの、進学において様々なサポートを行っています。志望大学レベル別の補習講座に加えて、学習合宿・早朝からの自習室開放などで学生らのやる気をアップさせます。先生たちは、あくまで自主的に勉強することを促すに留め、過度な強制は行いません。しかし、周りの友人らに感化されていつの間にか下校時間ギリギリまで自習室にこもって勉強するようになっています。

浦和西高等学校では、多くの学生が3年生になるまで学校行事・部活動に全力投球です。その後、高等学校偏差値65の地頭の良さを活かして、1年間の受験期間で超難関大学合格レベルまで学力を巻き返します。普段の生活から自学自習を促され習慣化しているため、一気にスイッチを切り替えられるのが浦和西校生の特徴です。このメリハリこそが、進学実績の秘訣と言って過言ではありません。

自主自立(律)輝け西高生!
という言葉の通り、とても自主性が強い学校です。
個性豊かな人ばかりなので、どんな人でも楽しめると思います!!!
参考)みんなの高校情報

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浦和西高等学校の進学実績

浦和西高等学校は、公立高等学校であるものの高い進学実績を誇ります。進学実績の特徴は、現役での合格・進学率が高い点です。難関大学であっても現役で合格しています。1学年の半数以上がGMARCH・成成明学・日東駒専へ進学していきます。もちろん、埼玉大学をはじめとした国公立大学の合格者も50名以上と多いです。

東京一工合格者は多くないものの、旧帝大へは毎年合格者を輩出しています。医学部医学科への進学者は控えめで、例年数人程度が合格しています。私立大学進学者が多いですが、多くの学生が国公立大学を第一志望に勉強し、第二志望で私立大学を受験するケースが多いようです。

2024年 難関大学合格者数

浦和西高等学校2024年 旧帝大合格者 ※( )現役生
名古屋大学1(1)
浦和西高等学校2024年 医学部医学科合格者 ※( )現役生
新潟大学1(0)
浦和西高等学校2024年 国公立大学合格者 ※( )現役生
岩手大学2(2)山形大学1(1)
筑波大学4(3)宇都宮大学1(1)
埼玉大学9(1)千葉大学5(5)
東京外国語大学1(1)東京海洋大学1(1)
東京学芸大学3(3)横浜国立大学5(5)
金沢大学1(1)岡山大学1(1)
秋田県立大学1(1)高崎経済大学2(2)
埼玉県立大学4(4)東京都立大学8(8)
横浜市立大学2(2)都留文化大学1(1)
浦和西高等学校2024年 早慶上理合格者 ※( )現役生
早稲田大学12(11)慶應義塾大学1(1)
上智大学8(8)東京理科大学21(19)

浦和西高等学校では、国公立大学を第一志望に受験する学生が多いのが特徴です。また、現役合格を強く意識する傾向からか、東京一工・旧帝大受験者数は控えめでワンランク偏差値を下げて堅実に合格を狙いにいく印象です。結果、浦和西高等学校の優秀層は、埼玉大学・千葉大学・横浜国立大学など旧帝大にやや劣る大学群への合格者が多くなっています。

残念ながら第一志望の国公立大学に不合格だったとしても、早慶上理をはじめGMARCHに現役合格しています。例年の進学実績を見ると、東京一工・国公立医学部医学科合格者は1学年に1〜数名程度です。2024年は、新潟大学医学部医学科合格者が出ました。2023年は、東京工業大学に1名が現役合格しています。

浦和西高等学校の大学合格実績

浦和西高等学校の大学進学先のボリュームゾーンはGMARCH、次いで国公立大学です。1学年の2/3以上が、日東駒専以上の偏差値を持つ大学へ進学していきます。つまり、多くの学生は、偏差値55〜65程度の学力を持って卒業していくことが分かります。

ここでは、旧帝大から日東駒専までの大学合格実績を細かく分類して解説していきます。過去の合格実績と合わせて知ることで、より詳細に浦和西高等学校の進学実績に関する実力が見えてきます。

国立難関大学(旧帝大)への進学実績

浦和西高等学校2024年 旧帝大合格者 ※( )現役生
名古屋大学1(1)
浦和西高等学校 旧帝大合格実績
2023年東北大学1名大阪大学1名
2022年東北大学1名
2021年東北大学3名大阪大学1名

旧帝大は、旧帝国大学の略称で、1886(明治19)年の帝国大学令にもとづいて設立された大学です。東京大学・京都大学・北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学の7校を指します。浦和西高等学校では、安定的に毎年旧帝大への合格者を輩出しています。2024年合格者にはいなかったですが、東北大学合格に強い印象です。近年の合格実績に北海道大学・東京大学・京都大学・九州大学への進学実績はありませんでした。

医学部医学科への進学実績

浦和西高等学校2023年 医学部医学科合格者 ※( )現役生
新潟大学医学部医学科1(0)
浦和西高等学校 医学部医学科合格実績
2023年ー 
2022年自治医科大学1名埼玉医科大学1名
2021年福島県立医科大学1名自治医科大学1名

国公立医学部医学科の合格は、「東大合格より難しい」と言われます。私立医学部に関しても最低「早稲田大学理系学部」「慶應義塾大学理系学部」以上の学力が必要とされています。「100%その通り!」とは言えませんが、医学部医学科合格の道は、本当に険しい道と考えてよいでしょう。

2024年は、国立大学の新潟大学医学部医学科に合格者が出ました。公立高等学校という特性上、私立大学医学部を目指す学生は少ないものの医師になることを強く願い、国公立大学医学部を志望する学生が若干名います。自治医科大学は、私立医学部ではあるものの特殊な仕組みを持ち、学費の実質負担額がほとんどない医学部です。全医学部の中でも難関大学の部類に入りますが合格者を輩出しています。

国公立大学への進学実績

浦和西高等学校2024年 国公立大学合格者 ※( )現役生
岩手大学2(2)山形大学1(1)
筑波大学4(3)宇都宮大学1(1)
埼玉大学9(1)千葉大学5(5)
東京外国語大学1(1)東京海洋大学1(1)
東京学芸大学3(3)横浜国立大学5(5)
金沢大学1(1)岡山大学1(1)
秋田県立大学1(1)高崎経済大学2(2)
埼玉県立大学4(4)東京都立大学8(8)
横浜市立大学2(2)都留文化大学1(1)
浦和西高等学校 国公立大学合格実績
2023年46名
2022年46名
2021年57名

浦和西高等学校は、地方国公立大学を含めた進学実績が高いのが特徴になります。進路を決める際は、高大連携先の埼玉大学をはじめ、千葉大学・横浜国立大学・筑波大学合格を目指す学生が多いようです。その後、受験勉強の過程で自身の学力・学びたいことを勘案して、地方の国公立大学にも目を向けます。2024年は、残念ながら38名の合格者に留まり、近年では最も低い数値となってしまいました。

早慶上理への進学実績

浦和西高等学校2024年度 早慶上理合格者 ※( )現役生
早稲田大学12(11)慶應義塾大学1(1)
上智大学8(8)東京理科大学21(19)
浦和西高等学校 早慶上理合格実績
2023年55名
2022年54名
2021年52名

早慶上理は、日本の私立大学における最難関大学群です。浦和西高等学校では、例年50名近い合格実績を誇ります。2024年の合格者総数は42名と、残念ながら昨年の結果を上回ることはできませんでした。しかし近年、私立大学では内部進学に力を入れている傾向が見られ、一般選抜枠が減少傾向です。早慶上理も例外ではなく、一般選抜入試が今まで以上に狭き門になっている点を考慮しなければなりません。

GMARCHへの進学実績

浦和西高等学校2024年 GMARCH合格者 ※( )現役生
明治大学63(58)青山学院大学18
立教大学54(53)中央大学36(33)
法政大学93(89)学習院大学23(21)
浦和西高等学校 GMARCH合格実績
2023年287名
2022年282名
2021年277名

GMARCHは、首都圏にある大学であるものの、全国的にも人気が高い大学群です。世間的に高学歴と呼ばれる層は、この大学群からと言われています。人気大学群ゆえに、高等学校選びの際にGMARCHへの進学実績を参考とする中学生も多くいます。

浦和西高等学校における進学実績のボリュームゾーンはGMARCHです。2024年は、合計288名が合格しました。近年では、過去最高の合格実績が出ています。GMARCHの中では例年、法政大学合格者が最も多く、年度によって明治大学・立教大学の順番が入れ替わります。

成成明学への進学実績

浦和西高等学校2023年度 成成明学合格者 ※( )現役生
成蹊大学26(26)成城大学26(24)
明治学院大学28(27)
浦和西高等学校 成成明学合格実績
2023年62名
2022年73名
2021年51名

成成明学は、GMARCHよりワンランク下の偏差値帯である大学群です。いずれの大学も華やかさがあり、関東圏では非常に人気の高い大学になります。2024年の合格者は80名と、近年では最も高い合格実績になりました。おそらく例年以上に、GMARCHの併願先として受験されたことが推測されます。また、同偏差値帯で人気の高い武蔵大学(31名)・國學院大学(21名)にも現役の合格者を輩出しています。

日東駒専への進学実績

浦和西高等学校2023年度 日東駒専合格者 ※( )現役生
日本大学59(58)東洋大学178(175)
駒澤大学41(40)専修大学20(20)
浦和西高等学校 日東駒専合格実績
2023年279名
2022年233名
2021年239名

日東駒専は、関東圏における中堅私立の大学群です。いずれも東京23区内にキャンパスを持ち、全国的にも知名度が高い大学になります。中堅国公立・GMARCHの滑り止めとして受験されるケースが多く、浦和西高等学校も同様です。GMARCH以上に合格する学生が多いため、合格実績ほどの進学実績はありません。

2024年は298名が合格したため、近年の中では最も高い数値となりました。日東駒専の中で最も偏差値が高い東洋大学の合格者が目立つことから、例年以上に滑り止めとして日東駒専を受験していることが推察されます。難関私立大学の一般入試合格枠が減少している影響を受けて、今後も日東駒専合格者は増えそうです。

浦和西高等学校の進学実績まとめ

浦和西高等学校の進学実績は、いかがだったでしょうか。入学には、高い偏差値・内申点を求められますが、相応の進学実績の恩恵が受けられます。何より公立の高等学校であるにも関わらず、多くの学生が現役で私立難関大学以上へ合格できる点が魅力です。校内の雰囲気・先生のサポートがとても良いため、充実した学校生活を送った上で、目標大学に現役合格ができるでしょう。

保護者様にとって、浦和西高等学校への進学はとても魅力的に映るでしょう。「なるべく浪人せずに無難なレベルの大学に合格して欲しい」こんな本音を持っている方が多いのではないでしょうか。浦和西高等学校では、無難なレベルの水準がGMARCHです。学校の雰囲気は「現役合格」がモットーなので、保護者様にとっては安心して任せられる高等学校の一つと言えるでしょう。

しかし、入学のためには学力面の向上だけでなく、中学校での内申点獲得にも力を注がなければなりません。全国模試ばかりに注力して、定期試験を疎かにしていると後々、大変なダメージになるかもしれません。勉強の計画作りに不安があるなら、授業だけでなくスケジュール管理もしてくれる塾・家庭教師の力を借りてみてはいかがでしょうか。

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