【受験生必見】筑波大学附属高校の偏差値は?学校の魅力も徹底解説

【受験生必見!】筑波大学附属高校の偏差値は?学校の魅力も徹底解説

今回は東京都の国立高校、筑波大学附属高等学校を紹介します。東京都の高校の中でも筑波大学附属高校を検討している人なら、筑波大学附属高校の最新の情報や学校の特徴を知りたいですよね。

筑波大学附属高校の現在の偏差値入試情報進学状況教育環境はどのようになっているのでしょうか?

この記事が少しでも皆さんの役に立てばうれしいです。

この記事でわかること

筑波大学附属高校の偏差値は78で全国トップレベルの学校

筑波大学附属高校の進学実績は、国公立、私立、そして医学部と、かなりハイレベル

筑波大学附属高校の入試は一般入試のみで、合格には戦略的な学習が必須

筑波大学附属高校は東京都の国立高校で、生徒の自主性や行動力を重視した校風

目次

筑波大学附属高校の偏差値と進学実績

早速、筑波大学附属高校の偏差値と進学実績について見ていきましょう。

【2024年最新】筑波大学附属高校の偏差値

最新の筑波大学附属高校の偏差値は78とされています。(引用:ゼロからわかる受験塾

偏差値ランキングにおいて、東京都として1位、東京都の国立高校として1位、全国では2位です。(引用:みんなの高校情報)

筑波大学附属高校の偏差値は、国立高校なこともありトップレベルの高さです。

筑波大学附属高校の倍率

2024年度実施入試での、筑波大学附属高校の倍率を見ていきましょう。筑波大学附属高校による入試選考結果のまとめを参考にし、倍率を算出した表は以下の通りです。(参考:筑波大学附属高校ホームページ)

種別性別出願者数受験者数(①)合格者数(②)倍率(①/②)
一般373323983.3
213176672.6
5864991653.0
海外帰国枠7531.7
総合計5935041683.0
【2024年】筑波大学附属高校・入学者選考結果

総合計に着目して解説していきます。

出願者は593名と、600名に近かったようですが、実際の受験者は100名近く数を減らした504名でした。受験者504名に対し合格者は168名となりました。受験者数に対する合格者数の倍率は3.0倍と、決して低くはない結果となっています。

筑波大学附属高校に受験で入学したい人は、最新の入試結果をあらかじめ把握したうえで学習目標を立てていきましょう。

筑波大学附属高校の偏差値・倍率の推移【直近5年】

筑波大学附属高校の偏差値と倍率の推移について見ていきましょう。

筑波大学附属高校の偏差値は、2024年からの過去5年間以下のように推移しているとされています。(引用:思い出こみゅ、高校偏差値.net)

年度偏差値
202378
202278
202178
202078
201977.5
小金井北高校の偏差値推移

筑波大学附属高校の偏差値は過去5年間でほぼ変化していませんでした。受験生はハードルを感じるかもしれませんが、このような数値をもとに自分の目標を定めるのは重要です。

筑波大学附属高校の過去5年間の倍率の推移は以下の通りです。(引用:高校偏差値.net)

年度一般入試推薦入試
20233.78
20224
20213
20203.49
20193
筑波大学附属高校の倍率推移

筑波大学附属高校の倍率は過去5年間でおよそ3~4倍で推移しています。ただ、2020年度はコロナ禍になった年だったため、一般入試が行われていないことに注意してください。

その年の受験者の学習レベルや選考方法の変動、ほかの学校の受験者のレベルなど、さまざまな要因で偏差値や倍率は上下します。筑波大学附属高校は常に全国トップレベルの高校のため、受験を考えている人は必ず最新の情報を確認してください。

筑波大学附属の各高校と偏差値比較

「筑波大学付属」を冠する高校にはほかに、筑波大学付属駒場高校筑波大学付属坂戸高校の2つがあります。最新の偏差値は、筑波大学付属駒場高校77筑波大学付属坂戸高校57とされています。(引用:ゼロからわかる受験塾

主な違いとしては、筑波大学付属駒場高校には筑波大学への内部進学枠がない点、筑波大学付属坂戸高校は埼玉県にあり普通科ではなく総合科学科のみの設置である点です。

いずれの高校も筑波大学の附属であることに間違いありませんが、難関大学や難関私大、医学部への進学を中学生時代から視野に入れた学習を望むのであれば、よりレベルの高い筑波大学付属高校への進学がおすすめです。

筑波大学附属高校の進学実績

筑波大学附属高校における2023年度の進路実績は以下の通りです。なお、合格者数のうち、カッコ内の数値は現役合格者数を示しています。(引用:筑波大学附属高校ホームページ)

国公立大学

大学名合格者数
東京大学29(22)
京都大学6(5)
一橋大学6(6)
東京工業大学5(3)
北海道大学1(1)
東北大学4(3)
筑波大学6(6)
その他の国公立大学43(35)
合計100(81)
【最新】筑波大学附属高校・国公立大学進学実績

私立大学

大学名合格者数
早稲田大学106(83)
慶応義塾大学72(58)
上智大学59(44)
東京理科大学72(49)
【最新】筑波大学付属高校・私立大学進学実績

医学部

国公立大学・医学部合計17(12)
私立大学・医学部合計47(25)
総合計64(37)
【最新】筑波大学付属高校・医学部進学実績

最新の情報では難関国公立大学・難関私立大学・医学部それぞれにおいて、筑波大学付属高校は多くの進学者を輩出していることがわかります。

筑波大学付属高校の進学実績が語るのは、筑波大学付属高校がトップレベルの大学を目指して学習に取り組む環境である点です。今はまだ大学進学への目標が確かではなくても、筑波大学付属高校での3年間は進路実現にむけて十分な準備期間となるでしょう。

筑波大学附属高校の入試対策

筑波大学付属高校は全国トップレベルの国立高校のため、入試内容に関する理解が重要です。ここでは筑波大学付属高校の入試情報をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

筑波大学附属高校の入試区分

最新の情報では、筑波大学付属高校の入試区分は一般入試のみです。選考方法は以下の通りです。

内容評価点数
学力検査(各教科50分

5教科:国語、数学、英語(リスニング含む)、理科、社会
300点(60点×5教科)
調査書80点
380点
入学者選考方法

5教科の学力検査が行われますが、100点はなく60点満点で計算される点に注意してください。試験時間は各教科50分です。学力検査の1教科の点数よりも調査書の点数がやや重きを置かれています。なお、提出する調査書用紙は筑波大学付属高校のホームページ上からダウンロードして準備する必要があります。

学力検査も調査書も、中学生の期間での積み上げがとても重要です。筑波大学付属高校は毎年のように高い偏差値を誇る難関校ですので、筑波大学付属高校への進学に少しでも興味がある人は、早めの対策を心がけましょう。

筑波大学附属高校の内申点合格ライン

筑波大学附属高校の入学試験では学力検査の得点と調査書点の満点が380点、このうち調査書点の満点が80点とされています。

調査書点は国語、数学、社会、理科、英語、美術、技術家庭科、保健体育、音楽の全科目が対象です。1年間で9教科×5=45点が最高点で、3年の2学期までの3年間で加点され、さまざまな活動の様子も加わります。

これらをどのように80点にするのかは、残念ながら明確な記述がありませんでした。しかし、9教科の内申点は最もわかりやすい指標のため、どの科目も内申評価4を下らない意識が大切といえるでしょう。

中学生活を実りのある時間にすることが、筑波大学附属高校の受験での調査書点に直結する意識を持ってくださいね。

筑波大学附属高校の受験対策

筑波大学附属高校を受験する人が対策しておくべきポイントは次の2点です。

  • 5教科の学力検査がある点
  • 調査書点のために内申点を高く保つ意識を持つ必要がある点

筑波大学附属高校の入試において、学力検査は国語・数学・英語・理科・社会の5教科を各教科50分各60点満点で出題されます。日々の学習で習熟度を高めつつ時間配分に慣れて、時間内に高い点数を安定して取れるようにしておきましょう。

調査書の内申点は受験生にとってわかりやすい指標です。内申点は中学校生活や学習姿勢で決まり、決定したら取り戻せません。高い評価の数値にするためには、なるべく早い段階からの行動が肝心です。

筑波大学附属高校は偏差値が高く、それだけ入試の難易度も高いです。入試に際して準備することは基本的なことばかりですから、余裕をもって繰り返し学習を行いましょう。

受験対策ならオンライン家庭教師東大先生

全国でも最難関レベルの筑波大学付属高校に合格するには5教科の学力の偏りない底上げに対する早めの対策が必要です。学習に使える時間を確実に保ちながら、しっかり成果の出る適切な学習を行わなければ、学習効率が悪くなってしまいます。独学や塾での学習だけでは、確実に伸びる学習を進めにくいのではないでしょうか。

筑波大学付属高校合格に向けて確かな成果を得たい人には、オンライン家庭教師東大先生がおすすめです。

オンライン家庭教師東大先生では志望校や個人に合わせた専用カリキュラムが作成されるため、筑波大学付属高校の合格に最も合う学習を効率よく行えます。科学的に証明された独自の成績向上メソッドで学習を最適化させ、迅速かつ確実に成績を上げられるのが最大のポイントです。

筑波大学附属高校ってどんな高校?

筑波大学附属高校は、東京都文京区にある男女共学全日制の高校です。2学期制が採用されており、普通科のみが設置されています。筑波大学附属高校の生徒に含まれるのは、附属小学校、附属中学校からの内部進学者と、受験に合格して進学した外部進学者です。

筑波大学附属高校の基本情報

筑波大学附属高校の基本情報を以下にまとめます。

生徒数720 ※高校のみの値
住所〒119-0012
東京都文京区大塚一丁目9番1号
アクセス東京メトロ丸の内線
茗荷谷駅から徒歩10分

東京メトロ有楽町線
護国寺駅5番出口から徒歩8分
筑波大学附属高校の基本情報

筑波大学附属高校の所在地は、東京都文京区大塚一丁目です。主に「筑附(つくふ)」または「附属」と呼ばれます。23区内の高校で、通学にはとりわけ地下鉄からの利便性が高いです。

筑波大学附属高校の特徴

筑波大学附属高校の校訓として「自主・自律・自由」です。調和の取れた全人教育をモットーとし、地球規模で考え行動できるリーダーの養成を掲げています。

筑波大学附属高校の特筆すべき特徴は以下の2つです。

1つ目の特徴は、独自の教育課程です。3年間のカリキュラムです。1、2年次と3年次でカリキュラムが大別されています。

1年次の芸術(音楽・美術・工芸・書道から選択)、2年次の芸術と理科(物理基礎・地学基礎から選択)以外の科目はすべて必修で、1、2年次ではホームルームごとに授業を受けます。3年次は、1、2年次での偏りない学習の末の自分の興味・関心や進路に応じて授業を選択する形式です。文系クラス、理系クラスといった分け方はなく、3年次での時間割は個人により異なります

筑波大学附属高校のカリキュラム構成は校訓に基づいています。主体的にものごとを判断し行動できる人間を育成するには幅広い教養、真の学力が必要です。基礎・基本を身につけた後の自由選択に重きを置いています。

2つ目の特徴は、国際交流が生徒主体で盛んに行われている点です。

海外帰国生を受け入れていたり、高校在学中に海外留学を経験したりと、学校の受け入れ態勢が整っています。そのほかにも、修学旅行で海外を訪れる、交換留学で海外に行く、交換留学で海外からの生徒を受け入れるなど、さまざまな形式で国際交流の機会を選べるのが魅力です。

日本から見る世界と、世界から見る日本の両方の視点を積極的に極めるにはぴったりの環境といえるでしょう。

高校での学習の先には必ず社会が待っています。高校生は少しずつ社会とのつながりを意識しつつ学習を積み上げて自分の中身を形作る大切な時期を過ごしますが、筑波大学附属高校では生徒ひとりひとりの目標に合わせて、好きなように努力できる素晴らしい学校です。

筑波大学附属高校の学校生活

ここからは筑波大学附属高校での学校生活について具体的に想像してみましょう。部活動や制服を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

筑波大学附属高校の部活動・同好会活動

筑波大学附属高校の部活動や同好会活動を見ていきます。現時点でやりたいことがない人もぜひチェックしてみてください。

運動部

  • 野球
  • 陸上競技
  • サッカー
  • フットサル
  • 女子サッカー
  • バドミントン
  • バレーボール
  • 水泳
  • 硬式テニス
  • バスケットボール
  • 柔道
  • 剣道
  • 弓道
  • ダンス
  • ボート
  • ハンドボール
  • 馬術
  • 卓球

メジャーな競技が揃っていますが、ダンス部ボート部馬術部など、珍しい競技もあります。

文化部

  • オーケストラ
  • 美術
  • 英字新聞
  • クイズ研究
  • 写真映画
  • かるた
  • JAZZ研究

筑波大学附属高校の文化部はニッチなものが多いようです。自分の興味関心を部活動の時間で仲間とともに深めていくのにうってつけの環境といえます。

同好会

  • TCA(コンピュータ)
  • 演劇
  • 文芸愛好会
  • 軽音楽
  • 数学
  • 書道
  • 化学

同好会の中にも極められるジャンルの活動がたくさんあるようです。部活動ほど集中できる余力がなくても、同好会の中から活動の選択ができます。

筑波大学附属高校は運動部・文化部・同好会すべてで、さまざまな活動にチャレンジできる環境です。継続したいことがある人にも、新しいことを始めたい人にも適しています。

筑波大学附属高校の制服

筑波大学附属高校には学校指定の制服はありません。1970年(昭和45年)に服装既定が廃止され、現在は私服登校となっています。

筑波大学附属高校の口コミ

筑波大学附属高校の特徴を踏まえたうえで、どのように評価されている学校なのかチェックしてみましょう。

良い口コミ

部活が週4日以下のため、勉強に専念したい人におすすめです。

小学校や中学からの内部進学者と高校からの外部進学者がいて、偏りなく多様な人と関われます。

制服がないので好きな格好で学校に通えてとても楽です。

悪い口コミ

校則がなく自主性を尊重する校風のため、受動的な人には合わないかもしれません。

国立高校だからかあまりお金をかけられないため、イベントなどの自由度は低めです。

建物が古いため、校内の場所によっては汚さが目立ちます。

(引用:みんなの高校情報)

筑波大学附属高校は生徒ひとりひとりの考えや主体的に取り組む姿勢を大切にしています。このスタンスの受け取り方次第で学校に対して期待することが異なるため、良い口コミも悪い口コミも現れるようです。

筑波大学附属高校は自由な校風で、生徒ひとりひとりの目標設定やそのための行動次第で3年間が決まります。何かを与えられるのを待たずに自分で決定して行動できる人にこそ適しているといえるでしょう。

まとめ

ここまで、筑波大学附属高校の魅力や偏差値などを、さまざまな観点から紹介してきました。改めて以下にまとめます。

  • 筑波大学附属高校は偏差値は78と全国トップレベルのため、確実に合格するためには対策が必須です。
  • 筑波大学附属高校の進学実績は、難関国公立、難関私立、医学部ともにハイレベルで充実しています。
  • 筑波大学附属高校の入試は一般入試のみですが、難関高校のため合格には基本的な学習を早めに行うことが重要です。
  • 筑波大学附属高校は東京都の国立高校で、生徒の自主性や行動力を伸ばせる教育環境が整っています。

この記事を読んで、少しでも筑波大学附属高校に興味を持つきっかけになれば幸いです。

筑波大学附属高校に合格するには5教科の学力をまんべんなく身につけ、安定的に高得点を取れるようになる必要があります。学習にあたっては、偏差値を上げる勉強と十分な時間の確保が大切です。限られた時間に対する確かな勉強の成果を得たい人には、オンライン家庭教師東大先生がおすすめです。

オンライン家庭教師東大先生では志望校や個人に合わせた専用カリキュラムが作成されるため、筑波大学附属高校の合格に最も合う学習を進められます。科学的に証明された独自の成績向上メソッドで学習を最適化させ、迅速かつ確実に成績を上げられるのが最大のポイントです。

筑波大学附属高校への進学を考えている人は、ぜひ東大先生を利用してみましょう。

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