津高校は三重県下において最も長い歴史を持つ伝統校です。文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールに認定されており、特に理系教育が充実している高校になります。
県内でも有数の進学校で、卒業生全体の約半数近くが国公立大学へ進学します。学力向上の背景として、各教科集中的に取り組むことができるよう普段の授業を65分と少し長めに設定しています。津高校に入学すれば、大学進学に向けてしっかりとした準備ができるでしょう。
津高校に入学するためにはどれくらいの学力が必要か気になるところです。ここでは、偏差値や倍率などを過去にも遡って紹介しています。受験校選びの参考に確認してみてください。
- 津高校合格に必要な偏差値の目安は64
- 受験チャンスは後期選抜の1回のみ
- 内申点は中学3年生の1年分を考慮、内申点以上に学力検査が重要！
- 津高校合格レベルに偏差値を引き上げるならコーチング指導がおすすめ
- コーチング指導を受けるなら現役東大生講師の「東大先生」
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津高校の基本情報
三重県の県庁所在地に位置する高校ということもあり、1880年開学と140年を超える伝統を誇ります。卒業生には現在も活躍する数多くの政治家や財界人がいます。卒業後の同窓会組織が魅力の一つです。
ほぼ100%の生徒が大学進学を希望する進学校ですが部活動にも力が入っています。部活動の中には、東海大会や全国大会に出場する強豪もあります。
| 設立年月日 | 1880年11月1日 |
| 生徒数 | 1学年約330名・全学年約1,000名 |
| 住所 | 〒514-0042 三重県津市新町3丁目1-1 |
| 交通アクセス | 近鉄「津新町駅」より約800m |
津高校の偏差値・倍率について
津高校合格に必要な偏差値の目安は64です。
引用：みんなの学校情報
偏差値64は同じ試験を受けた人の中で上位10%以内の成績を獲らなければならない数値になります。在籍する中学校においてトップクラスの学力がなければ合格は難しいでしょう。
残念ながら中学校の授業と独学だけでは到達が難しいレベルと言えます。実際に津高校に合格した生徒らの多くが塾や家庭教師の教育サービスを受けています。
2024年度の津高校入試倍率は1.15倍でした。
定員320人に対し367人の受験生が集まりました。三重県公立高校受験全体の平均倍率は1.08倍です。
津高校の偏差値・推移
三重県下においては圧倒的な知名度を誇る進学校です。その伝統と実績から今後も偏差値が大きく変動することはないでしょう。
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
| 偏差値 | 67 | 67 | 67 |
津高校の倍率・推移
例年、1.10倍～1.20倍の間で推移しています。津高校は偏差値・倍率ともに安定的に推移しているのが特徴。過去の合格者成績を参考にすれば受験可否の判定を行いやすい高校と言えそうです。
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
| 倍率 | 1.13倍 | 1.15倍 | 1.15倍 |
津高校に偏差値が近い併願校
| 偏差値 | 高校名 |
| 偏差値64 | 高田高校普通科Ⅱ類特別選抜コース |
| 偏差値64 | 三重高校普通科特進コース |
| 偏差値62 | 鈴鹿高校普通科特進コース |
| 偏差値60 | セントヨゼフ女子学園高校普通科 |
| 偏差値57 | 皇學館高校普通科特別進学コース |
津高校の受験情報
通常、三重県の公立高校受験では前期選抜と後期選抜の2回受験機会が与えられます。しかし、津高校には前期選抜が設定されておらず、後期選抜のみの1回勝負になっています。
それほど競争率は高くありませんが受験生らの学力平均値・内申点は高く、しっかり学力試験で得点を獲らなければ合格は難しいでしょう。後期選抜では中学3年生の内申点のみが加味、ビハインドが少しあっても学力試験次第で逆転合格が十分狙えます。
三重県の公立高校受験について
| 前期選抜（入学定員の30%を上限） | |
| 検査内容 | ・面接または自己表現 ・作文または小論文 ・実技検査 ・学力検査または総合問題 ※各高校が自校の特色に合わせて指定して検査 |
| 内申点の算出方法 | 1年生9教科×5段階＝45点 2年生9教科×5段階＝45点 3年生9教科×5段階＝45点 合計135点 ※高校、学科･コースにより傾斜配点あり |
| 入試日程 | 2025年2月3日（月）、2025年2月4日（火） |
| 合格発表 | 2025年3月17日（月） ※合格内定通知日2025年2月13日（木） |
| 後期選抜 | |
| 検査内容 | 英語 50点（45分・リスニング含む） 数学 50点（45分） 国語 50点（45分） 理科 50点（45分） 社会 50点（45分） 合計250点 |
| 内申点の算出方法 | 3年生9教科×5段階＝45点 合計45点 |
| 備考 | 内申点＋学力検査点を総合点とし下記3段階で合否を判定 【第1段階】 内申書により選考された者のうち、学力検査と実技検査の得点合計が高い順に募集定員の約80％ 【第2段階】 残りの募集定員の2分の1に相当する人数を、第1段階で内申書により選考された者のうち、学力検査と実技検査の得点合計が高い順に選考 【第3段階】 各高校が示す「特に重視する選抜資料等」を踏まえて総合的に判断 |
| 入試日程 | 2025年3月10日（月） |
| 合格発表 | 2025年3月17日（月） |
津高校を目指すなら「東大先生」
津高校を目指すには在籍する中学でトップクラスの学力がなければなりません。ライバルとなる受験生らもハイレベルなので、なるべく早くから受験勉強に着手しなければ合格を勝ち取ることは難しいでしょう。
「勉強のスタートが遅れた」と不安に思っているのであれば、授業だけでなくコーチング指導を行ってくれる塾に入塾することをおすすめします。津高校の受験情報をプロが分析し、生徒一人ひとりの学力に合わせて学習計画を作成し進捗管理までしてくれます。受験生は勉強だけに集中ができ、最短距離で学力を向上させられます。
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津高校の学校生活
津高校では生徒の自主性を強く重んじる傾向にあるようです。ただし自由が得られる代わりに、やらなければならない課題も与えられます。
口コミから課題の量（宿題）が多いことが伝わってきます。しかし、その課題を乗り越えられた先には良い結果が返ってくることを知っているため、ほとんどの生徒らは日々の努力を怠りません。
津高校の良い口コミ
かなり自由度が高く雰囲気も良く、少なくとも勉強ができる生徒は集まっています。また文化部もまだかなりの数が存在しており、やりたい部活が見つかる確率も高いと思います。
引用：みんなの学校情報
レク体や文化祭などの行事はとても楽しくていい学校だったなって思います。先生も面白い方が多く授業もなんだかんだ楽しんでたと思います。
引用：みんなの学校情報
誇りある母校とても熱心な先生が多く、生徒一人一人が充実した勉強をすることができます。個人的な意見ですが、休み時間にスマホを使えることは大きな魅力だと思います。他の学校では昼休みだけとか…また、津高校は地域からの信頼も厚いため胸を張って高校を名乗れます。
引用：みんなの学校情報
やるべきことをやれば後は自由という環境のようです。しかし、生徒らは浮かれることなく津高校の伝統・名誉をしっかり背負い、日々勉強・部活動を頑張っています。
津高校の悪い口コミ
自分の期の一年次は課題が本当に多くて退学者が多かった気がする。最近は易化したそうだが実際はどうなのか知らない。
引用：みんなの学校情報
課題の量が常軌を逸脱していました。毎晩課題が終わらなくて、精神的苦痛に感じた人が少なくないでしょう。それに加えて、怒ると怖い先生が多く、それらの現実から逃げた生徒に必要以上に攻撃的になるので、生徒たちを恐怖で支配している雰囲気があると言っても過言ではないでしょう。
引用：みんなの学校情報
よくも悪くも自主自律。やることができて人に迷惑をかけなければ、自由。ただし、現実は甘くないもので、とにかく課題に追われている。勉強さえある程度できれば、楽しい学校生活が送れると思う。
引用：みんなの学校情報
悪い口コミのほとんどで課題に関する不満の声が散見されます。しかし、課題のおかげで勉強習慣が身に付き受験を優位に戦えたと逆に好評する声もみられました。課題の量に慣れるまでは、津高校の学校生活に少し苦労するかもしれません。
津高校のクラブ活動
| 運動部 | |
| 軟式野球部 | 硬式野球部 |
| 陸上競技部 | 弓道部 |
| 男子バレーボール部 | 女子バレーボール部 |
| バレーボール部男子 | バレーボール部女子 |
| 剣道部 | 男子バスケットボール部 |
| 女子バスケットボール部 | サッカー部 |
| 卓球部 | ボート部 |
| 男子硬式テニス部 | 女子硬式テニス部 |
| ソフトテニス部 | 水泳部 |
| ラグビー部 | バドミントン部 |
| ダンス部 | ハンドボール部 |
| 文化部 | |
| 文芸部 | 美術部 |
| 書道部 | 音楽部 |
| ホームライフ部 | 茶道部 |
| SSC | Jr.Com部 |
| ジャグリング部 | 軽音楽部 |
| 邦楽部 | 将棋部 |
| 吹奏楽部 | 新聞・写真部 |
| クイズ研究部 | 演劇同好会 |
| 国際交流同好会 | |
津高校の進学実績
三重県は東海地方の中で関西地方に寄っていることが影響してか、難関私立大学受験生はMARCHではなく関関同立を受験する傾向が見られます。
東京大学をはじめとする旧帝大にも合格者を輩出しています。国公立大学志望者が多く、2024年度は190名が国公立大学に合格しました。
| 2024年度 合格実績 ※一部抜粋 | |
| 東京大学 | 2名 |
| 京都大学 | 5名 |
| 北海道大学 | 1名 |
| 名古屋大学 | 9名 |
| 大阪大学 | 6名 |
| 九州大学 | 2名 |
| 早稲田大学 | 11名 |
| 慶應義塾大学 | 1名 |
| 上智大学 | 1名 |
| 東京理科大学 | 10名 |
| 関西大学 | 39名 |
| 関西学院大学 | 32名 |
| 同志社大学 | 38名 |
| 立命館大学 | 91名 |
津高校に合格するためには
津高校に合格するためには国語・数学・理科・社会・英語を三重県トップレベルの学力にまで引き上げる必要があります。残念ながら偏差値64というハードルは自学自習で到達するには厳しい難易度です。実際に津高校合格者の多くが塾や家庭教師のサービスを利用しています。
津高校に絶対合格したいなら、教育コーチングによる学習計画作成・進捗管理・モチベーション管理までを一手に担う学習塾への入塾をおすすめします。効果的に勉強しなければライバルに差をつけることは難しいでしょう。特に「勉強に遅れを感じている」「成績が伸び悩んでいる」のであれば、コーチング指導による効果的な学習が必要です。
コーチング指導で無駄なく効率的に勉強する
昨今の受験は一昔前に比べて、覚えなければならないことが増えました。受験生は暗記・問題演習とやらなければならないことが山積みです。
そこで登場したのがコーチング指導。受験のプロが毎日の自主学習のサポート・合格から逆算した受験カリキュラムの作成をすることで、受験生は勉強だけに集中することができます。コーチング指導は、勉強効率を高める手段として効果的と人気が高まっています。
ただし、コーチング指導を受ける上で注意点が1つ。それはコーチング能力が担当講師の学歴に大きく左右されることです。講師が知り得る学習戦略のレベルが、実際に合格した大学のレベルに比例するから。担当講師が同じ目線かそれ以上の目線を持っていなければ良質なコーチング指導は受けられないでしょう。
コーチング指導を受ける前には担当講師の学歴チェックは欠かせません。日本において最高峰の学習戦略を持つのが、日本で最も高い学歴を持つ東京大学の現役生。コーチング指導を受けるなら東京大学の現役生講師がおすすめです。
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東京大学の現役生こそ志望校合格に関するメソッドを最も体現した人たちです。塾生一人ひとりのタイプを見極めて、講師らの経験も踏まえたぴったりの学習プランを提案。また、往々にして起こりがちな学習プランの計画倒れにも細やかに対応。何より難関受験を乗り越えた先輩からのアドバイスは説得力が違います。
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