東進ハイスクールの料金は高いの?詳しい料金をパターン別に徹底調査していきます!

東進ハイスクールの料金は高いの?詳しい料金をパターン別に徹底調査していきます!

東進ハイスクールは、日本最大手の予備校です。
映像授業がメインで、「今でしょ?」で有名な林修さんの授業もここで受けられます。
メディアや書籍でも有名な予備校なので、東進ハイスクールの利用を検討している人もいることでしょう。

さて、みなさんがどの塾に通うか検討する際に気になるのは、やはり料金ではないでしょうか。
今回は、東進ハイスクールの気になる料金を、パターン別に解説していきます!

この記事で分かること
  • 東進ハイスクールの料金は、平均して年間約60万円〜110万
  • 東進ハイスクールは、講座を申し込めば申し込むほど料金が高くなる
  • 東進ハイスクールは、映像授業がメイン
  • 東進ハイスクールには、名物講師が勢揃い
  • 直接プロから指導を受けたければ「東大先生」がおすすめ!

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目次

東進ハイスクールの料金について

東進ハイスクールの料金について

東進ハイスクールにはさまざまな通塾形態があり、その都度料金も異なります。
ここでは、料金システムから、さまざまな通塾パターンとその料金を紹介していきます。

料金システムについて

東進ハイスクールでは

  • 入学金(初年度のみ)
  • 担任指導費
  • 通期講座受講料
  • 模試費

の4種類を支払います。

なお、担任指導費とは、志望校合格から逆算したスケジュールに基づき、担任・担任助手が行う学習指導にかかる費用のことです。

ここでは通期講座受講料以外の3種類の料金を紹介していきます。

入学金全学年33,000円(税込)
担任指導費高3生         77,000円(税込)※3講座以下の申込の場合は33,000円
高2生以下44,000円(税込)
模試費高3生              29,700円(税込)
高2生14,850円(税込)
高1生・高0生*12,650円(税込)
引用元:公式サイト *高0生とは、高校生のレベルの学力を持つ意欲ある中高一貫校の中学生のこと。

東進ハイスクールでは、受講料以外に10万円前後の初期費用があると考えたほうがよいでしょう。

単科受講の場合

単科受講を希望する場合は、通期講座または通年講習講座の受講料を、受けたい講座分だけ支払うことになります。

通期講座とは90分×20回の授業によって基礎学力を固めるもの。通常は1年かけて学習する内容を最短2週間〜1ヵ月で修了します。
通期講座受講料の詳細は、以下の通りです。

通期講座(単科)受講料
77,000円(税込)

※単科1講座(90分×20回ほか)あたりにかかる料金
※テキスト代を含む
※年度ごとに支払い
※高等学校対応 理科基礎(90分×15回)の受講料は57,750円(税込)

一方で、通年講習講座とは90分×5回の授業で特定のテーマを短期集中で学ぶものです。
おもに、苦手分野の克服や得意分野のレベルアップに活用できます。
通年講習講座受講料の詳細は、以下の通りです。

90分× 5回+講座修了判定テスト1回19,250円(税込)
90分× 10回+講座修了判定テスト1回38,500円(税込)
引用元:公式サイト

通期講座も通年講習講座も、講座のレベルが0〜11まで分かれています。
数字が上がるほどレベルが上がり、11は東京大学(理Ⅲ)合格レベルになります。

高速基礎マスター講座の場合

高速基礎マスター講座とは、英単語や公式などの基礎知識を、インターネットやスマートフォンのアプリケーションを用いて学習していく講座です。

アプリケーションを使うため、自宅だけでなく出先やすきま時間に学習できて便利と好評を博しています。

アプリケーション自体は、誰でも一部無料で利用できます。
しかし、高速基礎マスター講座を受講することで単元数などの学習内容がぐんと増えるので、他の講座とセットで申し込むのが一般的です。

料金の詳細は、以下の通りです。

英語・数学・国語のセットで1講座

¥77,000(税込)

志望校通期ユニットの場合

講座をたくさん受講したい場合は、志望校通期ユニットで申し込むとお得になることがあります。
志望校通期ユニットとは、複数の通期講座や高速基礎マスター講座などをパッケージ化したもの。
たくさんの講座を申し込むよりも割安になるため、多くの生徒が利用しています。

志望校通期ユニットの料金の一例は以下の通りです。

高3生専用ユニット

項目指定講座数定価割引後の受講料(年額)
通期講座高速マスター
志望校通期プレミアムユニット20121¥1001,000(税込)
¥880,000(税込)
志望校通期ユニット12111¥924,000(税込)¥811,000(税込)
志望校通期ユニット11101¥847,000(税込)¥744,700(税込)
志望校通期ユニット1091¥770,000(税込)¥676,500(税込)
志望校通期ユニット981¥693,000(税込)¥612,700(税込)
志望校通期ユニット871¥616,000(税込)¥551,100(税込)
志望校通期ユニット761¥539,000(税込)¥487,300(税込)
志望校通期ユニット651¥462,000(税込)¥422,400(税込)
志望校通期ユニット541¥385,000(税込)¥352,000(税込)
引用元:公式サイト

高2生専用ユニット

項目指定講座数定価割引後の受講料(年額)
通期講座高速マスター
志望校通期ユニット871¥616,000(税込)¥551,100(税込)
志望校通期ユニット761¥539,000(税込)¥487,300(税込)
志望校通期ユニット651¥422,400(税込)¥470,250(税込)
志望校通期ユニット541¥385,000(税込)¥352,000(税込)
志望校通期ユニット431¥308,000(税込)¥281,600(税込)
引用元:公式サイト

高1生専用ユニット

項目指定講座数定価割引後の受講料(年額)
通期講座高速マスター
志望校通期ユニット761¥539,000(税込)¥487,300(税込)
志望校通期ユニット651¥422,400(税込)¥470,250(税込)
志望校通期ユニット541¥385,000(税込)¥352,000(税込)
志望校通期ユニット431¥308,000(税込)¥281,600(税込)
志望校通期ユニット321¥231,000(税込)¥211,200(税込)

なお、料金の詳細は各校で異なるため、近くの教室に問い合わせることをおすすめします。

高卒本科コースの場合

東進ハイスクールでは、高卒生を対象とした高卒本科コースを設置しています。

高卒本科コースでは、高速マスター基礎力養成講座、共通テスト対策、過去問演習などの人気講座が必修講座に含まれており、確実に志望校への合格を目指すことができます。

高卒本科コースの料金は、以下の通りです。

入学金101,200円(税込)
授業料特訓本科コース682,000円(税込)
新宿校大学受験本科(東大・国公立医学部・難関国立)763,400円(税込)
新宿校大学受験本科(私立医学部・早慶)742,500円(税込)
コース外受講料追加講習講座1講座につき 77,000円(税込)※90分×15回の講座は57,750円(税込)
講習講座 単科受講料90分×5回+講座修了判定テスト1回
19,250円(税込)
90分×10回+講座修了判定テスト1回
38,500円(税込)
引用元:公式サイト

なお、高卒本科コースを設置しているのは以下の校舎のみです。

高卒本科コース設置校舎
  • 新宿校
  • 北千住校
  • 町田校
  • 横浜校
  • 柏校
  • 津田沼校
  • 南浦和校
  • 静岡校
  • 奈良校

季節の講習の場合

東進ハイスクールでは、夏期・冬期特別招待講習を定期的に行っています。
季節講習は東進をより多くの人に知ってもらうことを目的としているため、受講料は最大4講座まで無料になります。

1つの講座は90分の授業×5回+講座修了判定テストと通年講習講座と変わりません。そのため、とてもボリュームがあってお得だといえます。

年間にかかる費用

東進ハイスクールでは、先述した志望校通期ユニットを受講するのが一般的です。

そのため、年間にかかる費用は

入会金+担任指導費・模試費+志望校通期ユニット受講料

となります。

高3生が志望校通期プレミアムユニット20を受講した場合は約992,970円、一番安い志望校通期ユニット5を受講した場合は491,700円です。

さらに、過去10年分の過去問について徹底演習を行う「過去問演習講座」を受講すると84,700円(私大)〜104,500円(国公立)が追加されます。

そのため、平均して年間約60万円〜110万円かかることが分かります。

東進ハイスクールってどんなところ?

東進ハイスクールってどんなところ?

ここからは、東進ハイスクールについてくわしく見ていきます。

基本情報

東進ハイスクールは7つの都道府県に95校舎、フランチャイズの東進衛星予備校と合わせて全国で約1000校を展開しています。
映像授業が中心で、担任や担任助手と定期的に面談を重ねて自分に合った講座を受講していくシステムで、全国各地の校舎から、名物講師の授業をたくさん視聴できるのが特徴です。

また、東大や京大をはじめ、全国有数の難関大学の合格実績があります。

多彩な講座ラインナップ

東進ハイスクールでは、100以上の講座の中から自分の受講したいものを選びます。
講座はすべてレベル分けされており、それぞれに0〜11までの数字が割り振られています。

講座は1ヶ月程度で修了するため、自分の志望校のレベルに合った講座を受講したり、最初は1〜3程度で基礎固めをして徐々に講座のレベルを上げたりするなど、状況に合わせて受講方法を工夫できますよ。

講座内容も、授業の復習から難関大向けの演習までさまざまです。

質の高い講師陣

東進ハイスクールには、メディアや書籍などで有名な名物講師がたくさん在籍しています。

  • 林修(現代文)
  • 安河内哲也(英語)
  • 志田晶(数学)
  • 苑田尚之(理科)
  • 金谷俊一郎(地歴)

など、マスコミや全国の予備校で活躍する実力講師が勢揃い
プロによる熱血な授業を、いつでもどこでも受講できるのが魅力的ですね。

【在宅受講コースあり】1万種類の映像授業

東進ハイスクールの講座は、主に映像授業です。
そのため、授業は1万種類以上あり、一流講師の授業を全国どこでも視聴することができます。
また、分からなかった部分を何度も再生することも可能で、苦手を徹底的に克服したい時に便利です。

東進には「在宅受講コース」があり、東進のシステムをそのまま自宅で利用できます。
近くに東進ハイスクールや東進衛生予備校がない生徒も、このコースを活用すれば自宅から東進の映像授業を視聴できますね。

AIを活用した学習システム

東進ハイスクールでは、近年AIを活用した学習システムを導入しています。

学習システムは主に2つです。

1つ目は、生徒の東進での学習履歴と志望校の傾向をAIが分析し、最適な学習プランを提案する「完全個別対応合格プログラム」
2つ目は、101大学605学部に対応した大学・学部の出題傾向を分析した「志望校対策」です。
この2種類を組み合わせることで、一人ひとりに合った学習計画を効率よく立てることができます。

ほかにも、「東大AI予測問題演習」やAI分析による「過去問題演習」など、さまざまな場面でAIを活用して授業の質をさらに高めています。

東進ハイスクールに向いている人・向いていない人

東進ハイスクールに向いている人

以上のことから、東進ハイスクールに向いている人は以下の通りだと考えられます。

東進ハイスクールに向いている人
  • 名物講師の授業を受けたい人
  • 1ヶ月スパンで講座受講をどんどん進めたい人
  • AIなど最新技術を活用した勉強方法を試したい人

一方で、以下に当てはまる人は東進ハイスクールに向いていないと言えます。

東進ハイスクールに向いていない人
  • 料金をなるべく抑えたい人
  • マンツーマンで教わりたい人
  • じっくりと学習を進めたい人
  • 対面での授業を受けたい人

東進ハイスクールが向いていない人はコーチングサービスという選択肢も

自分には東進ハイスクールが向いていないと感じた人には、コーチングサービスの受講をおすすめします。

コーチングサービスでは、講師が生徒一人一人に合った学習方法を考えて計画をたて、その進捗を管理します。生徒の目標やペースに合わせて指導するため、あらゆるレベルの生徒に対応できます。また、マンツーマン指導なので、生徒には講師に質問しやすい環境が整っており、常に講師の目が行き届いているので細かなサポートが期待できます。効率的な成績アップを目指せるでしょう。

コーチングサービスを選ぶにあたって重要なことは、講師の質です。講師自身に高水準の学習計画を立てて実行した経験がなければ、生徒に効率的な学習方法を教えることは難しいでしょう。

プロから直接教わりたいなら東大先生がおすすめ

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東進ハイスクールの口コミ

東進ハイスクールの口コミ

ここからは、東進ハイスクールに実際に通っている生徒や保護者の口コミを紹介していきます。

良い口コミ

やはり、有名なだけあって、数多くの講座があり、とても分かりやすい指導内容です。東大生の多くが東進に通っていたというのも納得できます。

(引用元:塾予備校ナビ)

大学生のチューターさんはとても良いです。親身になって相談に乗ってくれました。勉強の内容もですが、勉強の仕方や、受験への頑張り方を教えてくれました。

(引用元:塾予備校ナビ)

電車の中で携帯で単語演習などができるアプリを活用できていてよいかと。

(引用元:塾ナビ)

良い口コミでは、一流講師による質の高い授業に満足している声が多くありました。
また、担任や担任助手の手厚いサポートや、高速基礎マスター講座など、東進ハイスクール独自のシステムも好評でした。
東進ハイスクールには、授業だけではない利点がたくさんあることが分かりますね。

悪い口コミ

ついつい自分に甘くなってしまう人は、ちょっと意識を変えないとなかなか映像授業のスタイルは合わないかもしれません。ただ、「頑張れる人」には最高の環境だと思うので、ぜひ実感してほしい!!

(引用元:塾予備校ナビ)

個人ブースで授業を見るか自習するかしかないので、空気は重いです。しゃべっている人はほとんどいません。黙々と勉強して帰る人が多いです。

(引用元:塾予備校ナビ)

特にありませんがサラリーマン講師が多いです。自分の受け持ちの学生の合格率ばかり気にして生徒の状況や内容を把握していない感じです。

(引用元:塾ナビ)

一方で、映像授業という独自の形態ゆえの弊害があるという声もありました。

映像を観るだけなのでサボりやすい環境だったり、会話がほとんどなくさみしい印象だったりと、他の塾では見られないような光景が広がっているようです。

また、東進ハイスクールは進学実績に力を入れているため、少々焦りを感じるような対応をしている担任もいるようです。

料金についての口コミ

料金は高めだと思います。料金設定はコマ数に応じたものとなるので人それぞれですが、夏期講習など長期休みの講習は難関では必須に近いので負担は増。

(引用元:塾ナビ)

一つ一つの講座の単価が少し高い設定にはなっていたのですが、何度も見返すことができるようになってたようで良かったと思います。

(引用元:塾ナビ)

料金はだいぶ高いですが本人が行きたいといっているので行かせています

(引用元:塾ナビ)

東進ハイスクールの料金を「高い」と評価している人が大多数でした。

しかし、映像を何度も見返せたり本人のモチベーションを維持する工夫がされていたりと、料金相応のサービスを受けられていると考えている人も。

高い料金を払っても元が取れると感じられるようです。

結論:東進ハイスクールは講座を取れば取るほど高くなる

結論:東進ハイスクールは講座を取れば取るほど高くなる

ここまで、東進ハイスクールの料金や概要について詳しく見ていきました。

東進ハイスクールの料金は最低でも年間50万円ほど、最大100万円以上かかる可能性があるようです。
講座を取れば取るほど料金が増えていくシステムのため、料金の相場に大きな差が出てきます。
料金を抑えて東進ハイスクールに通おうとすると、必要最低限の講座しか取れず、窮屈な思いをすることに。

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