【2024年】湘南高校の偏差値は?倍率・内申点・進学実績まで徹底解説!

【2024】湘南高校の偏差値は?倍率や進学実績まで徹底解説!

湘南高校は、神奈川県藤沢市にある県立高校で、神奈川県内では3番目に高い偏差値73を誇ります。卒業生も豪華で、石原慎太郎元東京都知事をはじめ、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一を輩出した学校です。

校風・進学実績も魅力的なので、神奈川県在住の中学生にとっては、憧れの学校の一つと言っても過言ではありません。

ただし、70を超える偏差値を必要とする高校であるため、独学だけでは入学が相当困難な高校と言わざるを得ません。また、神奈川県下の高校において最も高い内申点を必要とする高校なので、少しの出遅れが命取りです。スタートが出遅れていると感じているなら、塾の講師などからアドバイスをもらって、効果的な勉強で一気に巻き返す必要があります。

この記事では、湘南高校の偏差値入試を突破するポイントについてまとめて解説します。

この記事でわかること
  • 湘南高校の偏差値は73県内第3位
  • 湘南高校の2024年の受験倍率は1.63倍
  • 湘南高校は部活や学校行事に熱中できると人気
  • 湘南高校のモットーは「三兎を追え」「最も困難な道に挑戦せよ」「文武両道」
  • 湘南高校への合格を目指すなら東大先生!
目次

【2024年】湘南高校の偏差値・倍率

【2024】湘南高校の偏差値は?倍率や進学実績まで徹底解説!

湘南高校の偏差値・倍率を紹介します。受けた模試によって偏差値は若干異なるので注意が必要です。全国共通模試と都道府県ごとの模試では、受験者数・受験者層が異なりそれぞれ違った数値が出ることがあります。

【2024年】湘南高校の偏差値

湘南高校の2024年の偏差値は73です。

偏差値70以上の公立高校は、全国を見渡しても110校ほどで、上位2.28%と言われています。神奈川県公立高校入試志願者は、約47,000人なのでその中の1,000位以内の成績とイメージしてください。

神奈川県下においては、横浜翠嵐高校、慶應義塾高校に次いで3番目の高偏差値高校となります。

高校名偏差値国公立私立共学別学学科・コース
1横浜翠嵐高等学校75公立共学普通
1慶應義塾高等学校75私立男子校普通
3湘南高等学校73公立共学普通
4慶應義塾湘南藤沢高等部72私立共学普通
5柏陽高等学校70公立共学普通

引用:【2024年】神奈川県内の高校偏差値ランキング|公立・私立まで一挙紹介

湘南高校の模試別偏差値

偏差値は受ける模試によって違いがあるので注意が必要です。神奈川県の公立高校を受験する人が受ける模試の中で代表的なものの偏差値を紹介します。

模試名湘南高校の偏差値
神奈川全県模試(進学工房)72.4
Wもぎ(新教育)77
ステップオープン模試64
駿台模試男子59.5/女子59.7
STEP進学情報ブログ・駿台中学部

Wもぎでは偏差値が高く出て、逆に駿台模試などでは特に低く出るのが特徴です。自分の受けた模試の偏差値を見て判断することが大切です。

【2024】湘南高校の倍率

湘南高校の2024年の倍率は1.63倍です。公立高校の平均倍率が1.1~1.5倍程度とされているので倍率の高い高校であることがわかります。

高校名募集定員志願者数(1/31)最終志願者数(2/7)合格者数倍率
湘南高校3596565863601.63
神奈川県高校受験情報サイト2024

湘南高校の偏差値・倍率の推移

年度20242023202220212020
偏差値7373737373
倍率1.631.601.461.551.55

湘南高校の偏差値は直近5年間は偏差値73を維持しています。

倍率は1.5~1.6あたりを推移していますが、2024年の倍率は1.63と少し上昇しました。最終志願者が前年度よりも12人程度増えたことが影響しています。

【偏差値が近い】湘南高校の併願先

男子併願校慶應義塾高等学校75
山手学院高等学校・普通科特別進学コース69
桐蔭学園高等学校・普通科プログレスコース69
女子併願校東京学芸大学附属高等学校72
山手学院高等学校・普通科特別進学コース69
中央大学附属横浜高等学校67

湘南高校を受験する生徒は、神奈川県や東京都にある同じくらい高い偏差値の私立の高校を併願校とします。男女ともに多く併願されている山手学院高等学校は、国際交流に力を入れており、英語を得意とする生徒が多いのが特徴です。

【偏差値73】湘南高校の2024年度進学実績

湘南高校 2023年進学実績 ※( )現役進学者数
横浜国立大学(国立)32名(23名)
東京大学(国立)20名(13名)
北海道大学(国立)19名(13名)
一橋大学(国立)11名(9名)
明治大学(私立)225名(149名)
早稲田大学(私立)166名(121名)
慶應義塾大学(私立)110名(85名)
青山学院大学(私立)64名(35名)

国公立大学への進学を第一選択とする学生が多く、毎年150名以上の学生が国公立大学に進学しています。神奈川県にある高校ということもあってか、国公立大学の中で最も多い進学先は横浜国立大学(40名前後)です。日本最難関大学の東京大学には20名前後、医学部医学科へは15名前後が進学します。進学者が最も多いのが明治大学、次いで早稲田大学です。進学先の多くがMARCH以上の高い偏差値帯の大学となっています。

ただし、神奈川県下の高校の中では進学準備率が高めで、1年浪人して国公立大学に進学しています。もちろん浪人をよしとしているわけではありませんが、一度狙った大学に合格するまで突き進むという強い意識が芽生えるようです。

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【偏差値73】湘南高校とはどんな学校?

湘南高校は、小田急線藤沢本町駅から徒歩約7分で、静かな住宅街を抜けた先にあります。創立は大正10年なので、100年以上の歴史を持ちます。教育方針は、文武両道がモットーで、部活動の加入率は兼務を含めると100%以上です。吹奏楽部・合唱部は全国大会出場常連校です。高い偏差値を誇る進学校でありながら、運動部でも実績をしっかり残しており、全国大会出場の部活動も存在します。珍しい部活として、フェンシング部があります。湘南高校が全国区の知名度を誇る理由の最たるものが、日本一の体育祭です。湘南高校ほどの学校全体が一致団結した行事を他で見ることはできません。

湘南高校の概要

生徒数1学年360名 3学年合計1,080名
学級数1学年9学級 3学年合計27学級
住所神奈川県藤沢市鵠沼神明5丁目6−10
交通アクセス小田急江ノ島線藤沢本町駅 徒歩7分JR東海道線藤沢駅 徒歩20分

湘南高校をネット検索すると「三兎を追え」「最も困難な道に挑戦せよ」「文武両道」など、少しプレッシャーがかかる言葉がヒットします。偏差値が高い学校ではよくあることですが、確かに求められる水準は高いかもしれません。しかし、同級生をはじめ先輩・後輩も前向きな学生が多いので、やりたいことに積極的にチャレンジがしやすい環境が整っています。学校環境がうまくサポートしてくれるので学生らは、勉強・行事・部活にうまくメリハリをつけて高校生活を送っているようです。

設備面は、図書館・学食・記念館・多目的ホールなどがあり、公立高校の中では整っています。さらに、図書館は夜7時まで開放されており、自習・調べものをする上でとても重宝します。

湘南高校の特徴

湘南高校が全国区の知名度を誇る理由の一つは、体育祭の影響によるものです。1948年から続く湘南高校体育祭は、日本一とも言われるほど完成度が高いと評判です。学力重点進学校でありながら課外活動にも積極的に取り組まれています。

また、全国指折りの進学実績を持つことでも有名です。偏差値が高い学生が入学しているから進学実績が良いというわけではありません。湘南高校では、ほとんどの学生が大学進学を目指しているため、高校自体が国公立大学受験に対応したカリキュラムを組んでいます。高校の授業の標準時間は1コマ50分なのに対し、湘南高校が採用しているのは70分授業です。授業時間を長く取ることで、効率的に指導要領の内容を進めることができ、3年次には、授業の進度に余裕が出ます。

通常カリキュラム以外に夏季講習・夏季校外特別講座・土曜講座などが開かれ、受験に対応したサポート体制は万全です。1年生の時から夏季講習が実施されており、勉強に遅れる心配はほとんどありません。毎年2桁の学生を国公立大学の医学部医学科に進学させている実績が示す通り、特別講座は、ハイレベルな演習問題の内容にも対応しています。

湘南高校の制服

湘南高校の制服はこちらです。

男子は黒の学ラン女子は紺のブレザーです。標準服と呼ばれています。基本的に厳しい校則はなく自由な校風のため、制服をアレンジしたり、アクセサリーなどをつけておしゃれを楽しんでいる生徒も多いようです。

【偏差値73】湘南高校の学生生活

湘南高校の学校生活は、青春全てを詰め込みましたと言わんばかりの充実したものになっています。湘南高校をネット検索すると「三兎を追え」「最も困難な道に挑戦せよ」「文武両道」など、少しプレッシャーがかかる言葉がヒットします。偏差値が高い学校ではよくあることですが、確かに求められる水準は高いかもしれません。しかし、同級生をはじめ先輩・後輩も前向きな学生が多いので、やりたいことに積極的にチャレンジがしやすい環境が整っています。学校環境がうまくサポートしてくれるので学生らは、勉強・行事・部活にうまくメリハリをつけて高校生活を送っているようです。

制服は黒のブレザーで、標準的なタイプのものです。設備面は、図書館・学食・記念館・多目的ホールなどがあり、公立高校の中では整っています。さらに、図書館は夜7時まで開放されており、自習・調べものをする上でとても重宝します。

大きな体育館が2つ、講演用のホール、湘南歴史館、広いプール、綺麗な食堂、卓球場、PCルーム、全ての教室にクーラー。トイレが汚いことにだけ目をつぶれば、公立でこれ以上の設備は中々ないでしょう。

出所)Google 

湘南高校の学校行事

1948年から続く湘南高校体育祭は、日本一とも言われるほど完成度が高いと評判です。仮装と呼ばれる演舞とリレーなどの競技で構成されています。特に仮装は、体育祭の日のために1年間をかけて準備します。体育祭当日は、学生全員が仮装して仮装演技を舞います。学生全員が一つの舞台を作り上げるという、そのスケールの大きさが日本一の体育祭の所以です。また、全ての企画・運営などは生徒主導で行っており、学生らの将来の大きな財産として残ります。

体育祭以外にも、文化祭・合唱コンクール・芸術鑑賞・駅伝大会などの学校行事が目白押しです。学校行事で欠かせない修学旅行に関しては2年次に行きます。また、1年次にはスキー合宿もあります。

体育祭は大勢の観客で盛り上がります!各チームがストーリーに合わせた演出をしていて、楽しく観賞できます。
出所)Google 

【偏差値73】湘南高校に合格するためには

湘南高校に合格する学生を一言で言い表すと「ザ・優等生」です。中学校における学業・スポーツ・生活態度において模範生とも言えるような学生が集います。理由の一つとしては、神奈川県下において最も高い平均内申点を必要とする高校だからです。偏差値としては、横浜翠嵐高校がワンランク高いと言われています。しかし、合格者平均内申点においては、湘南高校の方が高いのです。つまり、神奈川県下の公立高校においては、中学生活からの積み上げを最も要する高校と言っても過言ではありません。

コツコツと努力して結果を残せる人が、湘南高校合格に向いているタイプです。閃きなど天才的な能力はなくとも、苦手を削り5教科全てにおいてバランスよく得点できる能力があれば大丈夫です。もちろん、体育・音楽などの科目も手を抜いてはいけません。 

【最重要ポイント】内申点について解説

湘南高校は、神奈川県下の学力向上進学重点校の中では、合格者の内申平均点が最も高い高校です。5教科に加え、体育・美術などにおいても好成績を残す必要があります。

2023年入試まで441型(内申4、学力検査4、特色検査1)の選考基準を採用していたのが大きく影響しています。2024年入試から462型内申4、学力検査6、特色検査2)変更されましたが横浜翠嵐高校や柏陽高校に比べると、まだ内申点比率が高いため、高い内申点が求められることは変わらないでしょう。

内申点は45点(5段階9教科×2年)+90点(5段階9教科×3年×2)の135点満点で計算されています。合格者の平均内申点の推移は以下のとおりです。

20232022202120202019
内申点130.2130.5131.4131.5130.5

平均内申点は130点越えで、ほぼ全ての科目で5を取る必要があるため、主要科目のみでなく体育や美術などの実技系の科目でも5を取ることが必要になってきます。

神奈川県で内申点に影響するのは、中学2年生からの成績です。中学3年生から頑張るのであれば、大きなビハインドを背負っています。湘南高校合格のためには、中学1年生から余力を持って準備を進めるのがベターです。学内成績も含めて対策を取りましょう。

共通選抜(学力検査)は得点バランスを重視

湘南高校は、公立高校であるため、神奈川県下の中学3年生が一斉に行う共通選抜を受験しなければなりません。私立高校のような独自問題はなく、スタンダードな内容が出題されます。

湘南高校の合格者の学力検査の平均点は以下のとおりです。

20232022202120202019
学力検査460.8452460452436

共通選抜の合格者平均点は、約450点の90%です。例年の共通選抜全体の平均点は約270点なので、いかに高得点が必要か分かります。英語・数学・国語・理科・社会の全てにおいて、高い偏差値が求められます。苦手範囲が残らないように基本事項をマスターし、ケアレスミスのない回答を作るトレーニングが必須です。

苦手を残さない勉強が何より重要なので、学生一人ひとりに合わせた授業プログラムを作ることが有効となります。自己管理がしっかりできる学生なら問題ありませんが、やり残しを積み上げると後で大きなダメージになります。

湘南高校の受験対策は東大先生を利用しよう

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毎日東大生の解説が受け放題という、魅力的な学習環境が提供できます。また、1,000名以上の東大生講師の中から、希望に合わせた最適な講師を選定します。オンライン家庭教師東大先生は、やり残し・苦手を作らない勉強が必須な湘南高校入試においては、相性が良いと思われます。

【偏差値73】湘南高校の評判・口コミ

「三兎を追え」「最も困難な道に挑戦せよ」は人生においてこんなに役に立つ言葉は無い。東大合格者数も大事かも知れないが、高校生という限られた時間の中、勉強だけでなく、何かに一生懸命な濃い時間を過ごすことは人間形成にとても役に立った。

出典:Yahoo!口コミ

行事、部活など全てが充実していて素晴らしい高校でした。生徒の人間性も素晴らしく、生涯の友を得ることができると思います。授業のレベルに関しては、公立高校であるため、先生よりも生徒の方ができてしまうケースも多々あり、そこまで期待はできません。しかし、ほとんどの生徒が優れた学力を持っており、お互いに刺激を与えながら、自ら勉強を行なっています。勉強、部活、行事の三兎を追うことがスローガンとされているため、行事や部活に興味がない人や、勉強を重視している人はこの高校に進学するべきではないかもしれません。

出典:Yahoo!口コミ

口コミでは、勉強・部活・行事の「三兎を追え」をモットーとした湘南高校の校風を称賛している声がたくさんあります。学校行事や部活に打ち込みながら勉強にも励む充実した高校生活が送れるようです。公立高校なので授業の進度が早いわけではないため、自ら進んで勉強できるタイプの人におすすめの学校です。

まとめ:湘南高校の偏差値は73とハイレベル

湘南高校での学生生活は、イベントが盛りだくさんで、必ず一生の良い思い出と良き友人がつくれます。「湘南高校に入学したい…!」という気持ちがますます強きうなった人も多いですよね。

しかし湘南高校の偏差値は73とハイレベルで、高い内申点も必要です。合格するためには、中学1年生からコツコツと準備を進めることが求められます。内申点アップに向けて学校の勉強を徹底しながら、学力検査でも高得点を取れるように勉強するのは大変ですよね。

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成績に伸び悩んでいる学生や、自己管理が難しい学生は、コーチング付きの塾・家庭教師がおすすめです。「東大先生」は現役東大生が一人一人にあった学習計画を組んでくれるため、自分にあった勉強習慣を身につけることができます。

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