【2024】専修大学松戸高校の偏差値・倍率は?口コミや受験対策も解説!

専修大学松戸高校の偏差値は?学校の魅力・試験対策も解説!

専修大学の付属校にあたる専修大学松戸高校。千葉県内でもトップクラスの進学校としても有名な高校であることから、偏差値や倍率はもちろん、多くの受験生が注目している学校の魅力なども気になる人は多いのではないでしょうか?

本記事では専修松戸高校への受験を考えている人のために、偏差値や倍率などから受験難易度を解説していきます。試験対策のポイントや学校の魅力・校風なども紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事でわかること
  • 専修大学松戸高校は偏差値61~71、倍率2.0~3.6倍とかなりの難関校
  • 専修大学松戸高校の入試は学力試験・面接試験の両方の対策が必要
  • 多くの受験生に注目される理由は「進路に合わせた特殊なクラス編成」と「充実した英語教育」
  • 専修大学松戸高校は活気のある校風で、部活動や学内イベントを全力で楽しんでいる
  • 専修大学松戸高校の入学試験対策には『東大先生』もおすすめ!
目次

専修大学松戸高校の学校概要

常盤線「北松戸駅」から徒歩約10分の場所に位置する、専修大学松戸高校。

専修大学松戸中学校を併設した中高一貫校であり「専松(せんまつ)」という愛称で親しまれています。「国際社会を担うリーダーの育成」を教育目標としており、特に国際理解・英語教育に尽力していることで有名です。

また、勉学だけでなく部活動にも力を入れているのも特徴。敷地内には全3面の全天候型砂入り人工芝テニスコートと、2つの体育館・アリーナを完備しており、目的に合わせてのびのびと身体を動かせます。

専修大学松戸高校の概要は以下のとおりです。

学校規模生徒数1286人(※2023年度)
課程・学科類型制システム(E類型・A類型・S類型・X類型)
所在地千葉県松戸市上本郷2-3621
アクセス常盤線(千代田線)「北松戸駅」から徒歩約10分
参照:『専修大学松戸中学校・高等学校』公式HP

専修大学松戸高校の偏差値・倍率

千葉県内でもトップレベルの進学校として知られる専修大学松戸高校だからこそ、受験を考える際には受験先の学校の情報をしっかり分析しておくことが大切です。

ここからは、専修大学松戸高校の偏差値・倍率の観点から受験難易度を解説していきます。

偏差値は61~71とかなりのハイレベル

専修大学松戸高校の偏差値は61~71と、千葉県内にある高校のなかでも屈指の高さです。

ちなみに偏差値70であれば、成績は一般的に最上位から2.28%の位置付けになります。つまり受験者が1,000人いた場合、22.8位前後の成績を取る必要があるため、模試などで上位層にランクインするほどの学力をつけておかなくてはいけません。

2024年度の専修大学松戸高校の偏差値は以下のとおりです。

学科・クラス名偏差値
E類型71
A類型69
S類型61
引用:【2024年】千葉県内の高校偏差値ランキング|国立・公立・私立まで一挙紹介

実質倍率は2.0~3.6倍程度と高め

専修大学松戸高校の実質倍率は2.0~3.6倍と高め。一般的に倍率3.0倍で「3人に1人が合格する」と考えられているため、受験の際にはかなりの激戦が予測されます。

以下の過去3年間の実質倍率をチェックしてみると、特にA類型の実質倍率は年度によって大きく波がある傾向に。4倍近くまで跳ね上がった時もあるため、模試で合格圏内に入っていたとしても油断は禁物です。

学科・クラス名2024年度2023年度2022年度
E類型2.02.02.2
A類型3.61.03.3
S類型1.01.01.0
引用:『スタディ 高校受験 首都圏版』専修大学松戸高等学校

同程度の偏差値で選ぶ専修大学松戸高校の併願先

専修大学松戸高校を受験する学生は、流通経済大学付属柏高校・八千代松陰高校をはじめとした、国公立大学や難関私立大学への進学を視野に入れた進学校・コースを併願先として選んでいる傾向にあります。他にも、同程度の偏差値の併願先として以下のような学校も。併願先の偏差値も58~73とかなりの難関校が多いですが、自分のやりたいこと・進路などを踏まえて併願先を考えてみてください。

  • 八千代松陰高校(進学コース)
  • 流通経済大学付属柏高校(普通科総合進学コース)
  • 土浦日本大学高校(特別進学コース・特進クラス)
  • 昭和学院秀英高校(普通科)
  • 千葉日本大学第一高校(特進クラス)
  • 東洋高校(特進選抜コース)

※参照:Benesse『進研ゼミ中学講座 千葉県 入試データ』

専修大学松戸高校合格まで偏差値を上げるための勉強方法

千葉県内でもトップクラスの偏差値に加えて、高い倍率による激戦も予測される専修大学松戸高校。実際に合格を勝ち取るためには、試験内容や出題傾向をしっかり理解したうえで、勉強を進めていくことが重要です。

ここからは、専修大学松戸高校への合格を目指す人・受験までに偏差値を上げたい人へ向けて、試験内容や勉強方法・対策のポイントを解説していきます。

試験内容・選考基準

専修大学松戸高校はE類型・A類型・S類型の3つコースのどれを選択したか、一般入試と第一志望入試のどちらを選ぶかよって試験区分が異なります。とくにE類型とA類型(一般入試)の2つの試験区分については、学力試験の科目数が3教科(国語・英語・数学)と5教科(国語・英語・数学・理科・社会)のどちらかを自分で選択するため、自分が有利な方を選ぶようにしましょう。

また、A類型(第一志望入試)とスポーツ指定校推薦入試にあたるS類型については、学力試験に加えて面接試験も。A類型はグループ面接、S類型は個人面接と試験のスタイルが違うため、自分が受験する試験区分に合わせた対策が必要です。

2024年度の試験内容は以下のとおりです。

試験区分試験内容
E類型(一般入試)学力試験(5教科または3教科のいずれかを選択)
A類型(一般入試)学力試験(5教科または3教科のいずれかを選択)
A類型(第一志望入試)学力試験(3教科)
面接試験(グループ面接)
A類型(帰国生入試)学力試験(3教科)
S類型(スポーツ指定校推薦入試)学力試験(3教科)
面接試験(個人面接)
参照:令和6年度 専修大学松戸高等学校 生徒募集要項(抜粋)

試験科目の対策方法

専修大学松戸高校を受験するにあたって重要となる「学力試験」と「面接試験」。難関校とはいえど、これまでの試験内容や出題傾向を知っておけば、より効率よく受験勉強を進めていけるでしょう。ここからは、学力試験・面接試験の対策のポイントを解説していきます。

学力試験

一部の科目は選択制ではあるものの、国語・英語・数学の3つは専修大学松戸高校の学力試験では避けて通れない科目です。特に英語・数学はそこまで難しい応用問題は出題されない傾向にあるため、基礎知識をしっかり定着させたうえで、過去問で出題傾向をつかんでいきましょう。

英語は文法・語法に関する問題の比重が高く、整序問題・正誤問題・4択式の適語補充などは毎年多く出題されます。もちろん長文問題も2つ程度出題されますが、実際の試験では短時間で解ける文法・語法問題から解く癖をつけると、長文問題にたっぷり時間を使えるようになりますよ。

対策のポイントは「抜けている部分と前後の動詞・名詞・分詞の関係性に注目しながら解く」こと。一見意味が通りそうな英文でも、前後との関係性によって形を変える単語が入っていることで、受験生のミスを誘う問題も少なくありません。複雑な熟語の出題が控えめである分、単語の組み合わせによる変化をしっかり理解できているかが合否を左右します。

数学は平方根・二次方程式などの計算問題、一次関数・グラフなどのやさしめの応用問題が中心。各分野の基本的な解き方をおさえておくことはもちろん、問題文を見たときに導き出すべき解答と何から手をつけるべきかを瞬時に判断できるように、過去問で出題パターンに慣れておきましょう。

国語については、専修大学松戸高校を受験する学生にとって「壁」といえる科目。主に論文・小説・古文で構成され、なかでも文章量が多い論文・小説でつまずく受験生が多い傾向にあります

試験時間はたった各教科50分しかないので、過去問を解く際には論文・小説・古文の大問ごとに制限時間を設定しておくのがおすすめ。問題文を素早く読み、要点をつかむ癖をつけられるため「最後まで解けなかった」というミスを防げるでしょう。特に漢字・接続詞の組み合わせ選択などの序盤はチャンス問題。確実に正答できるようにしておきましょう。

面接試験

A類型(一般入試)またはS型受験者に課せられる面接試験は、本校を受験した理由などの基本的な質問に加えて「報恩奉仕に対する考え方・活かし方」「SDGsについて」などといった、専修大学松戸高校の特色や時事に基づいた質問もされる傾向にあります。

なかでも「報恩奉仕」は「自分を育ててくれたこと・成長できたことに対する恩に報いる気持ちを忘れないこと」という意味であり、専修大学松戸高校が掲げる建学の精神の1つ。どう考えたらいいか分からない場合には、自分がこれまでお世話になった人とのエピソードなども踏まえながら話を組み立てていくと話しやすいでしょう。

面接で話す内容はもちろんですが、面接はコミュニケーションなので、面接官の質問に落ち着いて回答する・明るくハキハキと話すといった姿勢も重要。学校の先生や保護者の人などに見てもらいながら、面接練習を重ねていくことが大切です。

効率よく試験対策をするなら『東大先生』も活用しよう

偏差値も倍率もともに高く、実際の入試では激戦が予測される専修大学松戸高校。受験当日に高得点を取るためには、自身の苦手分野を理解し、効率的に学習を進めていくことが大切です。

専修大学松戸高校への受験を考えている学生のなかには「勉強をしてもなかなか成績が伸びない」「自分で計画的に勉強するのが苦手…」という人もいるかもしれませんね。

そんな悩める学生の心強い味方になってくれるのが『東大先生』です。

東大生講師がパートナーとなり、完全マンツーマンで学習をサポート。担当する学生一人ひとりのスケジュール・受験したい学校に合わせた専用の学習計画を立ててくれるから、勉強が苦手な人でも無理なく効率的に勉強を進められますよ。

教育システムもハイレベル?専修大学松戸高校の魅力

偏差値・倍率が高く、毎年の入学試験は激戦になっている専修大学松戸高校ですが、多くの受験生に注目される理由とは何なのでしょうか?ここからは、専修大学松戸高校の魅力についてご紹介します。

進路・目標に合わせた独自の「類型制システム」

専修大学松戸高校では、生徒一人ひとりの目標に合わせたきめ細かい指導を実践するために「類型制システム」という独自のクラス編成を採用しています。類型によって2年次・3年次の授業方針やカリキュラムが異なっているため、自分が目指したい進路に合わせてサポートしてもらえる点が魅力です。

難関国立大学進学を目指す「E類型」

「E類型」は、難関国公立大学への進学を見据えた教育カリキュラムを実践しているクラス

5教科をバランスよく学習するとともに、放課後・長期休暇中には英語・数学・国語を中心とした必修講座による学習サポートを行います。2年生以降は文系・理系にクラスが再編成されるため、より自分が目指したい分野に合わせて学習を進められるでしょう。

E類型は朝8時登校で、毎朝8時10分から「朝読書」を実施。さまざまな書物・文章に触れることで、全ての教科の学習の基盤をつくるとともに、豊かな感性を養成します。

上位国立・私立大学を目標とした「A類型」

「A類型」は、上位国公立・私立大学への進学を目標としたクラス。学業だけでなく、部活動・委員会をはじめとした多彩な活動を実践することで、学生が持つ可能性を拓くことも目的としています。

学生一人ひとりの進路へ柔軟に対応できるように、3年生では文系・理系からさらにクラスが細分化されるのが特徴。文系は専修大学・文系国公立・文系私立の3つ、理系は国公立・私立の2つに再編成されます。

また、放課後・長期休暇中には希望制講座も開講しており、模試対策・共通テスト対策・私大対策など、生徒が自分の目的に合わせて選んで受講できるのも魅力です。

スポーツでの大学現役合格を目指す「S類型」

「S類型」は、特別強化指定部である野球部と、強化指定部のラグビー部・陸上競技部・サッカー部・相撲部を対象としたスポーツ重視のクラス

目標とする大学に運動系部活動での現役合格することと、全国大会での活躍を目指します。S類型の生徒には全国大会・インターハイ出場経験者も多いため、スポーツをとことん極めたい学生にはぴったりのクラスでしょう。

中高一貫教育の「X類型」

X類型」は他の3つとは異なり、専修大学松戸中学校出身者で構成される中高一貫クラス。6年間の一貫した教育課程を経て、確かな学力の伸長を目指します。

基礎期と呼ばれる中学1~2年生の段階では全員共通のカリキュラムですが、中学3年生~高校1年生の充実期、高校2年生~3年生の発展期では文系・理系を細分化させた4クラスに再編成。カリキュラムの都合上、他のクラスと一緒に授業を受けることはありませんが、学校行事等は合同で行います。

充実した英語教育環境

「英語教育」に対するサポートが手厚い点も、専修大学松戸高校が多くの受験者から高い人気を集める理由といえるでしょう。

校内には中学校・高校を合わせて7名のネイティブ教員が常駐しており、昼休みには昼食を取りながら英会話を楽しめる「ランチタイムアクティビティ」、放課後にはネイティブ教員による「英会話講座」を実施。受験に必要な英語だけでなく、実際に海外で活躍するための生きた英語力を学べます。

また、アメリカのネブラスカ州にある姉妹校・Lincoln Southwest高校をはじめとした、提携校との合同による国際交流プログラムも豊富。アメリカ・ニュージーランド・アジアを舞台とした短期間の留学・ホームステイを通して、グローバルな視点を養います。

希望者には世界中の人との会話を楽しむ家庭学習用のオンライン英会話を楽しんだり、生徒の有志団体「グローバルスチューデントリーダーズ」の一員として国際交流活動をけん引したりすることも可能です。

専修大学松戸高校の進学実績

難関大学への受験・グローバル社会での活躍をはじめ、さまざまな側面から生徒の学習をサポートしてくれる専修大学松戸高校だからこそ、卒業生の進学実績も多種多様。医療や教育、理工学を中心とした、さまざまな学部の大学へ進学しています

ちなみに、2023年卒業生の主な進学先は以下のとおりです。

  • 北海道大学(医・経済・総合文系)
  • 千葉大学(看護・園芸・教育・高額・国際教養・文学・法政経)
  • 東京大学(理科二類)
  • 東京外国語大学(国際社会)
  • 電気通信大学(情報理工学域)
  • 早稲田大学
  • 慶應義塾大学
  • 東京理科大学
  • 上智大学
  • 立教大学
  • 明治大学
  • 法政大学

※参照:『専修大学松戸中学校・高等学校 進路実績』

専修大学松戸高校の口コミ・評判は?

大学受験・国際交流・スポーツなど、多彩な分野でのプログラムが豊富な専修大学松戸高校。受験を考えている人のなかには、実際の在校生・卒業生から見た学校の評価が気になる人もいるかもしれませんね。

ここからは、在校生や卒業生による専修大学松戸高校の口コミ・評判をご紹介します。

専修大学松戸高校の評判についての口コミ
  • 「スポーツが充実しているので、スポーツがやりたい人にはおすすめ」
  • 「文化祭は他の高校よりも制限が多いけど、しっかり楽しめる」
  • 「野球部や合唱部が強い。大会出場歴がある部活も多く、活気もある」
  • 「優しい先生が多く、主体的に動くことができれば楽しい学校」
  • 「先生のレベルが高く、活気のある校風。やる気のある生徒であれば素晴らしい環境が整っている」
  • 「以前は校則が厳しかったが、現在はスマホの管理以外は緩い」

実際の在校生・卒業生の口コミをチェックしてみると、スポーツに関する活動が充実している点を挙げている人が多め。学習や部活動の環境が整っているため、自主的に先生へ質問・相談をしたり、学内のプログラムに参加したりすることができれば、充実した高校生活をおくれるという声もありました。

今より偏差値を上げたい受験生は『東大先生』も利用してみよう

専修大学松戸高校は偏差値61~71、倍率2.0~3.6倍と高く、かなり受験難易度の高い学校の1つといえます。

ただ偏差値が高いだけではなく、学生の進路・目的に合わせた教育を受けられる独自のクラス編成や、ネイティブ教員や姉妹校とのコミュニケーションによる「生きた英語」に日常的に触れられる点も、多くの受験生から高い人気を集める理由といえるでしょう。

だからこそ、専修大学松戸高校への合格を目指すためには、日頃から効率的な学習計画を立てることが大切です。

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