【学部別】MARCHの大学偏差値を発表!序列や他大学との比較、入試内容との相性について徹底解説

MARCH各学部の偏差値は?目指すは偏差値60!?

大学受験において「MARCH」と言えば、多くの受験生・保護者が入学を志望する大学群です。一般的に多くの人が高学歴と連想するのは、MARCH以上の大学への進学と言われています。

MARCH合格の一つの目安の偏差値は60!概ね受験生の上位15%を指す数字です。また、学部ごとに異なる入試が実施されているので、事前の情報収集が重要になります。

この記事では、MARCH各大学・学部の偏差値について紹介します。

この記事でわかること
  • MARCH合格のためには偏差値60を目指そう!
  • 学部で試験内容が異なるため学習戦略の立案が重要
  • 文系学部の偏差値はハイレベル、しっかり対策しなければ合格は難しい
  • 学習戦略を立てて有利に受験勉強を進めるならコーチング指導がおすすめ

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目次

そもそもMARCHとは?

「早慶」に並ぶ日本の大学群で有名なのが「MARCH」です。首都圏にある人気総合大学の頭文字を並べた言葉で、将来の就活においても有利性が働くと言われています。

  • M:明治大学
  • A:青山学院大学
  • R:立教大学
  • C:中央大学
  • H:法政大学

いずれの大学も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

明治大学

明治大学は30,000人を超える学生が通う首都圏有数のマンモス大学です。キャンパスは東京都(和泉・駿河台・中野)、神奈川県(生田)に合計4つあります。

教育の特徴としては1年次からゼミへ参加が可能で、座学だけでは養えない知見やコミュニケーション能力を手に入れることが可能。結果、MARCHの中でも就職に強いイメージが定着しています。

青山学院大学

青山学院大学は日本国内にある全ての大学と比較して、特にオシャレなイメージのある大学です。東京都(青山)と神奈川県(相模原)の2つのキャンパスがあり、東京都・青山に関しては最寄駅が渋谷か表参道で、とにかく良い立地にあります。

教育業界では「英語の青山」と言われるほど、国際交流が盛んな大学です。留学制度の充実に加えて、学内での国際交流の場や留学生の受け入れなど、異文化に触れる機会が数多く準備されています。

立教大学

立教大学には、およそ20,000人の学生が在籍しています。東京都(池袋)と埼玉県(新座)に2つのキャンパスがあります。心理系や観光系の学部があり、MARCHの中では特に女子生徒に人気の高い大学です。

近年、英検など外部試験を利用する独自入試を導入したため、受験対策がより一層難しくなりました。しかし、MARCHの中では学習戦略次第で最も合格を勝ち取りやすい大学とも言えるでしょう。

中央大学

中央大学は法律学校として設立された歴史を持つことから、法律に強い大学として知られています。実際に多くの弁護士や裁判官が中央大学の出身者です。

多摩・後楽園・茗荷谷と全てのキャンパスが東京都内にあります。近年、法学部が多摩から茗荷谷に移ったことで大きな話題になりました。都心部からのアクセスがとても良くなるため、法学部の人気が今まで以上に高まることが予想されています。

法政大学

法政大学はMARCHの中では明治大学に次ぐ、2番目に大きな規模の大学です。15の学部を有し、MARCHの中では最も多く学部を設置しています。

キャンパスは、市ヶ谷・多摩・小金井といずれも東京都内にあります。メインキャンパスの市ヶ谷は、立地・設備面共に充実しているため特に人気です。

スーパーグローバル大学の1つに指定されるなどして、特に国際系学部が注目されています。

MARCHの学部と偏差値

MARCHのいずれかの大学・学部に一般入試で入学したいのであれば偏差値60程度が目安です。MARCH合格は、知識の積み上げがなければ、1年間程度の受験勉強では手が届かないレベルと言っても良いでしょう。

明治大学の学部と偏差値

偏差値学部学科
62.5 ~ 60.0 文学部 心理社会学科 
62.5 ~ 60.0 文学部 史学地理学科 
62.5 ~ 57.5 文学部 文学科 
62.5 ~ 60.0 経営学部 
60.0 総合数理学部 現象数理学科 
60.0 ~ 57.5 国際日本学部 国際日本学科 
60.0 農学部 農学科 
60.0 理工学部 物理学科 
60.0 理工学部 情報科学科 
60.0 理工学部 建築学科 
60.0 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科 
60.0 商学部 商学科 
60.0 政治経済学部 地域行政学科 
60.0 政治経済学部 経済学科 
60.0 政治経済学部 政治学科 
60.0 法学部 法律学科 
57.5 総合数理学部 ネットワークデザイン学科 
57.5 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 
57.5 農学部 生命科学科 
57.5 農学部 農芸化学科 
57.5 農学部 食料環境政策学科 
57.5 理工学部 応用化学科 
57.5 理工学部 機械情報工学科 
57.5 理工学部 機械工学科 
55.0 理工学部 数学科 
55.0 理工学部 電気電子生命学科

MARCHの序列は?偏差値・大学ランキングから調査

明治大学青山学院大学立教大学中央大学法政大学
偏差値55〜62.555〜6555〜6552.5〜62.552.5〜60
大学人気ランキング4位1位12位10位13位
日本大学ランキング45位52位40位111位59位
就職ランキング74位94位152位85位97位
(大学人気ランキング 引用元https://resemom.jp/article/img/2024/07/03/77841/360870.html
(日本大学ランキング 引用元https://japanuniversityrankings.jp/rankings/total-ranking/
(就職ランキング・東洋経済ONLINE 引用元https://toyokeizai.net/articles/-/613861?page=3

偏差値・大学ランキング・就職ランキングを総合的に見ると明治大学・青山学院大学・立教大学の3校が上位でほぼ拮抗し、中央大学・法政大学の2校が下位で拮抗していることが分かります。

最新のMARCH序列は以下の通りです。

 1位  明治大学 
 2位  青山学院大学 
 3位  立教大学 
 4位  中央大学 
 5位  法政大学 

総合的に評価するとMARCHの名前の順番通りになっているのが、今の現状と言えるでしょう。

MARCHのレベルは?他大学群と比較

MARCH以外にも有名な大学群はいくつか存在しています。私立大学においては早慶上理・関関同立・日東駒専がその代表格です。偏差値を見ると、関西にある大学群「関関同立」と同等程度、「早慶上理」の「早慶」には一歩及ばないという数値と言えるでしょう。

ここでは、MARCHと他の大学群でどれくらい偏差値の差があるか紹介します。

早慶上理

大学名偏差値帯
早稲田大学62.5〜70
慶應義塾大学57.5〜72.5
上智大学55〜72.5
東京理科大学40〜62.5

関関同立

大学名偏差値帯
関西大学50〜60
関西学院大学50〜62.5
同志社大学52.5〜62.5
立命館大学52.5〜57.5

日東駒専

大学名偏差値帯
日本大学35〜65
東洋大学40〜57.5
駒澤大学40〜52.5
専修大学45〜52.5

MARCH合格の近道はコーチング指導

MARCHにおける入試の鬼門はその入試方式です。合格したい大学・学部に合わせた学習戦略の作成が受験攻略のポイントになります。要点を絞った学習戦略を取ることで合格を近づけます。

しかし、自分の力だけで学習戦略・管理を整えることはできるでしょうか。難しいようであれば、授業だけでなくコーチング指導も行ってくれるプロに任せるのがおすすめです。コーチング指導を受ければ、目標大学・学部合格までの道のりを逆算してサポートしてくれます。生徒は勉強だけに集中ができて無駄な時間が短縮可能。

ただし、コーチング担当者がどのような人になるか注意を払ってください。その理由は講師が知り得る学習戦略のレベルが、実際に合格した大学のレベルに比例するからです。講師自身が高学歴であればあるほど学習戦略を立てるさまざまな武器を有していると言えます。MARCH合格の受験指導を受けるなら、それ以上の偏差値を持つ担当講師に依頼しましょう。

MARCHの偏差値まとめ

MARCHの偏差値は52.5から65の間です。特に文系学部の偏差値が全体的に高く、安全な合格ラインとしては偏差値60程度が必要になるでしょう。ただし、各大学の看板学部に合格したいのであれば60〜65の偏差値を目指さなければなりません。

しかし、MARCHは関関同立や日東駒専などと異なり、大学共通問題以外に学部独自の問題・入試形式が展開されています。過去問や出題傾向をしっかり見定めることで、自分の得意を活かした受験方法を見つけられるかもしれません。

受験の専門家に相談して、MARCH合格の戦略を組み立てることが合格への一つの近道です。

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