古文の勉強を始めようと思っても、どの参考書を選べば良いか迷ってしまいませんか?特に、難解な文章が多い古文では、間違った参考書選びが勉強の効率を下げてしまうこともあります。
でも実は、自分のレベルに合った参考書を選ぶことで、古文の学習はもっとスムーズになるんです。実際に、参考書選びで失敗しなかった受験生の多くは、その後の成績を大きく伸ばすことに成功しています。
そこで本記事では、初心者から上級者まで、レベル別のおすすめ古文参考書とそれらの使い方を紹介します。
- 古文の参考書を選ぶときのポイント
- 【日大レベル】古文の基礎固めに最適な参考書3選
- 【MARCHレベル】古文の読解力が鍛えられる参考書3選
- 【早慶レベル】上級者向けの古文参考書3選
- 【国公立レベル】読解力と論述力が身につく参考書3選
- 古文の成績が伸び悩んでいる人は「東大先生」がおすすめ
\ 今なら先着100名様入会金半額!/
古文の参考書選びの基本ポイント
古文を効果的に学習するためには、参考書選びがとても重要です。どれだけ優れた参考書でも、自分に合わなければその効果は半減してしまいます。
まずは、自分がどの分野を重点的に学びたいのかを明確にすることが大切です。また、自分の学力レベルや志望校の要求レベルを把握することも、適切な参考書選びに欠かせません。次のステップで詳しく解説します。
古文のどの分野を学びたいのか整理する
古文の学習と言っても詳しく見ると、単語や文法、読解や古文常識など様々な分野があります。どれも必要なスキルですが、自分の苦手分野に焦点を当てた参考書選びがポイントです。
例えば、文法が苦手な場合は、文法事項を細かく解説している参考書を選ぶことが定石となります。一方で、読解に課題を感じている場合は、文章の背景や現代語訳、問題演習を重視した参考書が効果的です。
また、苦手を克服するだけでなく、得意分野をさらに伸ばすための参考書選びも必要になるでしょう。
自分のレベルを確かめる
参考書を選ぶ際には、自分の学力と志望校のレベルを把握することが重要です。特に、志望校の過去問傾向を分析し、それに合った参考書を選ぶことで、実戦的な対策が可能になります。
初級者向けの参考書では基礎力を固め、中級者向けでは応用力を磨くことができます。そして、上級者は志望校の過去問と同レベルの参考書を使うと良いでしょう。無理に難易度の高いものを選ぶのではなく、自分の現状に合った参考書を選ぶことが、効率的な学習への近道です。
【日大レベル】古文の基礎固めに最適な参考書3選
日本大学レベルの古文対策では、基礎をしっかりと固めることが最も大切です。古文は、単語や文法を正確に理解しなければ、文章を読み解くのが難しくなります。
そこで、文法や語彙を重点的に学べる参考書を選ぶのがおすすめです。本セクションでは、特に古文が苦手な方でも理解しやすく、日大レベルの試験に対応できる基礎力を身につけられる参考書を3つ紹介します。
読んで見て覚える重要古文単語315
『読んで見て覚える重要古文単語315』は、古文単語を効率的に暗記するための単語集です。この参考書では、見出し語315語に加え、関連語や慣用句も含めて630語が収録されており、重要な語彙を幅広くカバーしています。
イラストや図解を活用しており、単語の意味を視覚的に覚えやすいのが特徴です。また、QRコードを使って例文の音読動画も視聴でき、単語の学習だけでなく、古文のリズムや読解力も向上させることができます。
- 315語に加え、関連語・慣用句も含めた630語を網羅
- イラストや図解で視覚的に覚えやすい
古文上達 基礎編
『古文上達 基礎編』は、初心者向けに作られた読解力を養うための参考書です。精選された短文を通して、文法や単語を実際に文章の中で確認しながら学習できます。
基礎的な文法や構文に重点を置いているため、古文の苦手意識がある方でも着実な学力向上が期待できるでしょう。また、各章ごとに解説が丁寧に書かれており、自学自習でもスムーズに進められる内容です。
- 初心者向けの文法や単語を文章の中で確認しながら学べる
- 各章ごとに解説が丁寧で自学自習がしやすい
富井の古典文法をはじめからていねいに
『富井の古典文法をはじめからていねいに』は、古文の文法に特化した参考書で、基礎からしっかりと文法を学べるように設計されています。文法事項を一つ一つ丁寧に解説しているため、初心者でもわかりやすく、特に活用や敬語などの複雑な部分を克服するのに最適です。
また、豊富な例文を通して実際の古文の文章に触れることができ、文法の理解を深めることができます。問題演習も付いており、定着度を確認しながら学習を進められる構成になっています。
- 基礎から文法をしっかり学べる
- 活用や敬語など、複雑な文法事項を丁寧に解説
おすすめの参考書ルート
まずは『富井の古典文法をはじめからていねいに』で、文法の基礎をしっかり固めましょう。丁寧な解説で文法の理解が深まり、次のステップに進む準備が整います。
その後、『読んで見て覚える重要古文単語315』で語彙力を強化します。視覚的な記憶がしやすく、単語の意味も身につきやすいです。
最後に、『古文上達 基礎編』で実際の文章に触れ、読解力を鍛えましょう。実践的な練習問題で総合力が向上します。
【MARCHレベル】古文の読解力が鍛えられる参考書3選
MARCHレベルの古文対策には、単語や文法の基礎がある程度できている状態で、さらに読解力を鍛えることが求められます。
そのため、単語を楽しく覚えられる参考書や、古典常識を学びながら速読力をつける参考書を活用するのが効果的です。以下の3冊は、読解力を高めるためのおすすめの参考書です。
新・ゴロゴ古文単語
『新・ゴロゴ古文単語』は、語呂合わせとイラストを活用して単語を覚えるユニークな参考書です。単語600語を収録し、イラストやゴロを使って記憶に残りやすい形で学習できます。
また、スマホアプリで音声やゲームを使った学習もできるため、飽きずに続けられます。MARCHレベルでは、単語を効率よく覚え、時間を節約するのに役立つ一冊です。
- 語呂合わせとイラストで単語を楽しく覚えられる
- スマホアプリで音声やゲームを使って学習が可能
速読古文常識
『速読古文常識』は、古典の世界観や時代背景を理解しつつ、速読力を鍛えることができる参考書です。MARCHレベルの試験では、速く正確に古文を読む力が求められるため、古文に出てくる文化や歴史に触れながら文章を読むトレーニングをすることが重要です。
この参考書では、古典常識に関する短文を読み、速読力を養うことができます。加えて、当時の背景知識も自然と身につくため、読解力の向上に効果的です。
- 古典常識を理解しながら速読力を鍛えられる
- 背景知識を自然に身につけることができ、読解力が向上
GMARCH&関関同立の古文
『GMARCH&関関同立の古文』はその名の通り、GMARCHや関関同立の過去問に対応した古文読解用の問題集です。難易度に応じた問題が掲載されており、実際の試験問題に慣れるための良い練習素材となります。
解説も詳しく、試験本番で求められる読解力を確実に養うことができます。MARCHレベルの読解問題に挑戦しながら、実戦的な力を身につけるのに最適です。
- 難易度別の過去問が豊富で、実践力を高められる
- 詳細な解説で、入試問題に慣れるのに最適
おすすめの参考書ルート
おすすめの参考書ルートとして、まず『新・ゴロゴ古文単語』から始めるのがおすすめです。語呂合わせやイラストを活用して楽しく単語を覚えることができ、MARCHレベルで必要な語彙力を効率的に身につけることができます。
次に『速読古文常識』を使って、古典常識を学びつつ速読力を鍛えます。古典の背景知識を得ることで、文章の理解が深まります。
最後に『GMARCH&関関同立の古文』で、実際の問題を解きながら読解力を確実に定着させましょう。
【早慶レベル】上級者向けの古文参考書3選
早慶レベルの古文対策では、基礎が固まっていることが前提です。そのうえで、応用的な読解力や、難解な問題に対応するための演習が重要になります。以下の3冊は、難関大学受験に向けた実戦的な読解力を養うための参考書です。
古文上達 読解と演習56 応用編
『古文上達 読解と演習56』は、入試レベルの文章を使用した全56題の問題集です。初めに基礎を確認しながら短い文章で練習し、徐々に難易度を上げていく構成となっています。
特に難関大レベルの演習問題も豊富で、解説も丁寧なため、古文力を一段上のレベルに引き上げることができます。また、古典常識のコラムも充実しており、読解に必要な背景知識も学べます。
- 難関大学レベルの問題に対応し、解説も充実
- 古典常識のコラムが豊富で背景知識も学べる
首都圏「難関」古文演習
『首都圏「難関」古文演習』は、首都圏の難関大学をターゲットにした問題集で、早慶や上智といった大学に焦点を当てています。実際の入試問題に近い形式の問題を多数収録しており、読解力を鍛えるための実戦演習に最適です。長文をしっかりと解く力をつけたい受験生におすすめの一冊です。
- 早慶や上智など難関大学の入試問題に特化
- 実戦形式の問題で長文読解力を鍛えられる
岡本梨奈の古文ポラリス[3 発展レベル]
『岡本梨奈の古文ポラリス[3]』は、上級者向けに特化した発展レベルの問題集です。特に難関大を目指す受験生向けに設計されており、文章量も多く、読み応えのある問題が揃っています。解説も非常に詳しく、どのように文章を読み解けば良いのか、丁寧に示してくれるため、解法のテクニックを学ぶことができます。
- 難関大を志望する受験生に対応している
- 解法テクニックが学べ、文章読解の力を伸ばせる
おすすめの参考書ルート
早慶レベルの参考書ルートは、まず『古文上達 読解と演習56 応用編』から始めることをおすすめします。この参考書では、基礎から応用までの段階的な問題を解きながら、確実に力を伸ばせます。
次に『首都圏「難関」古文演習』で、早慶などの難関大レベルの問題に挑戦しましょう。実際の試験形式に慣れることで、本番のパフォーマンスを高めることができます。
最後に、『岡本梨奈の古文ポラリス[3]』を使って発展的な問題に取り組み、読解力の最終調整を行います。この順番で進めることで、基礎から発展まで一貫した学習が可能です。
【国公立レベル】読解力と論述力が身につく参考書3選
国公立大学の古文試験では、正確な読解力と記述力が求められます。そのため、単語や文法の理解に加えて、長文読解と論述に対応できる力を養うことが重要です。ここでは、読解力と論述力をバランスよく鍛えるためのおすすめ参考書を3冊紹介します。
読み解き古文単語
『読み解き古文単語』は、古文単語を長文の中で学びつつ、読解力を強化することができる参考書です。過去問を分析し、必須の400語を含む約1000語を収録しています。
単語の意味だけでなく、文脈の中でどう使われているかを理解することで、自然な読解力が養われます。また、背景知識や古文常識を解説するコラムも充実しており、読解に必要な知識を深めることができるでしょう。
- 長文の中で古文単語を学べ、読解力と単語力を同時に強化
- 背景知識や古文常識のコラムが充実
国公立標準問題集 CanPass 古典
『CanPass古典』は、国公立大学入試の標準レベルに対応した問題集です。長文読解問題を中心に、実戦的な演習を積むことができ、設問に対する適切なアプローチ方法を学べます。
解答解説も詳しく、記述問題の練習に最適な一冊です。そのため、基礎が固まった後の国公立の二次試験に向けた演習として活用するのにおすすめです。
- 国公立大学の標準レベルの問題に対応
- 長文読解の演習に最適で、詳しい解答解説がある
得点奪取 古文 《記述対策》
『得点奪取古文《記述対策》』は、記述問題に特化した参考書で、国公立大学の古文記述対策に効果的です。問題に対する解答の書き方や記述のポイントを詳しく解説しており、論述力を向上させることができます。正確に問に答える力をつけるため、論理的に思考する訓練ができるのが本参考書の大きな魅力です。
- 記述問題に特化し、論述力を鍛えるのに効果的
- 問題の種類や出題傾向を網羅しており、幅広い実践練習ができる
おすすめの参考書ルート
国公立大学レベルの参考書ルートは、まず『読み解き古文単語』から始めることをおすすめします。この参考書を初めに取り組むことで、長文読解を通して古文単語を覚え、読解力を自然に養うことができます。
基礎的な単語力と文法知識を定着させた後、『国公立標準問題集 CanPass 古典』で、実戦的な問題を通じて読解力を強化します。解答解説も詳しく載っているので、記述問題の演習に役立つこと間違いなしです。
そして最後に『得点奪取 古文』で、記述問題に特化した練習を行い、論述力を仕上げましょう。
古文の成績が伸び悩んでいる人は「東大先生」がおすすめ
ここまで、古文の参考書について詳しく解説してきましたが、参考書を利用するだけでは古文の成績があまり伸びないという生徒もいるかと思います。そんな悩みを抱えている生徒におすすめしたいのが、オンライン個別コーチング塾の「東大先生」です。
このサービスは、東大出身のプロ講師が古文の難解な部分をわかりやすく解説してくれるオンライン講座です。講師が豊富な経験をもとに、受験のコツや実践的なアプローチを指導してくれるため、理解が深まり、成績アップにつながります。さらに、自分の弱点を的確に把握し、効率的な学習プランを立てられるのも「東大先生」の大きな魅力です。
まとめ:自分に合った参考書で古文を得意科目に!
繰り返しになりますが、古文を得意科目にするためには、自分のレベルや弱点に合った参考書を選ぶことが重要です。文法や単語の基礎を固めた後、読解力や記述力を養うための適切な参考書に取り組むことで、成績を確実に伸ばすことができます。
今回紹介した参考書を自分の学力や目標に合わせて効果的に活用すれば、古文に対する苦手意識を克服し、得意科目へと成長させることが可能です。まずは自分に最適なルートを選び、段階的に学習を進めていきましょう。