開成中学校は東京都荒川区にある中高一貫校の男子校です。
東京の中学校受験において、男子御三家と呼ばれる「開成」「麻布」「武蔵」の中でもトップであり、中学校入試の頂点に君臨する全国的に有名な学校です。開成高等学校は、長年にわたり東京大学の合格者が全国一位であることでも知られています。
開成という名前は良く聞くけれど、実際はどんな学校なのかな
開成中学校の入試ってどんな感じなんだろう
そんな疑問を持った方のために、開成中学校についての情報をまとめてみました。ぜひ最後まで読んでくださいね。
- 開成中学校の偏差値は72で、東京の男子中学校受験ではいわずと知れた最高峰のレベルの学校です。
- 開成中学校の教育は、豊かな人間性を育むこと、自ら考え社会の中で役割を果たす人材を育てることに重きを置いた内容となっています。
- 開成中学校は一生の財産となる優秀な仲間と出会い、切磋琢磨しながら成長できる学校です。
- 開成中学校の受験対策は、現役東大生講師によるマンツーマン指導の「東大先生」にご相談ください。
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開成中学校の偏差値・倍率
開成中学校の偏差値・推移
開成中学校の偏差値は72です。この偏差値は都内の学校では1位の筑波大学付属駒場中に次いで2位、全国では3位の偏差値です。長年安定していて、変動はありません。
開成中学校の近年の倍率・推移
開成中学校の倍率の推移は2.5~3.0の間で推移しています。年度ごとの大きな変動はありません。
年度 | 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 |
倍率 | 2.8 | 2.8 | 2.5 | 2.6 | 3.0 |
開成中学校の入試情報
開成中学校の入試概要
開成中学校の入試日程は毎年2月1日です。なお、過去、2015年2月1日は日曜日でしたが開成中学校の入試は行われました。休日は関係なく毎年2月1日に行われています。
また、複数日程の受験日がある学校も多いですが、開成中学校は2月1日の1回のみです。推薦や帰国生枠はなく、全ての受験生が同一の入学試験を受け、同一の基準で合否判定が行われます。
募集人数 | 男子300名 |
出願期間(インターネット出願) | 2024年12月20日(金)~2025年1月22日(水) |
試験日 | 2025年2月1日(土) |
合格発表日 | 2025年2月3日(月) |
得点/試験時間 | 国語 85点/50分 算数 85点/60分 理科 70点/40分 社会 70点/40分 合計点 310点 |
開成中学校の出題傾向と合格ライン
開成中学校の入試の出題傾向を簡単にまとめてみました。確かな知識と柔軟な発想力、スピーディーに問題を処理する能力が問われる試験になっています。
算数 | 大問は3問~5問で出題形式の変化が年度ごとに大きい。超長文を読み、論理的思考を問う問題もある。 |
国語 | 読解問題は2題出題されることが多いが、年度によっては非常に長い長文が1題のみ出題されることもある。 |
理科 | 比較的標準的な出題が多い。出題傾向も例年変わらないため、過去問対策が有効。 |
社会 | 出題数が多い。一般的な知識を問う問題が多いので、ミスなく正確に解くことと、時間配分が大事。 |
開成中学の入試の合格者平均点は開成中学のホームページで発表されています。
年度により数値の変動が見られることから、試験の難易度や出題傾向の変化があり、過去問のパターンの対策だけでは太刀打ちできない、柔軟な思考力を問われる試験内容であることが伺えます。
出題傾向が読み切れないうえに難易度の高い試験ですが、それでも開成中学を突破する合格者はかなりの高得点を出していることも分かります。
科目 | 国語 | 数学 | 理科 | 社会 | 合計 |
配点 | 85 | 85 | 70 | 70 | 310 |
(得点率) | 2024年合格者平均点60.2点 (70.8%) | 58.5点 (68.8%) | 60.2点 (86%) | 52.5点 (75%) | 231.1点 (74.5%) |
(得点率) | 2024年合格者最低点216点 (69.6%) | ||||
(得点率) | 2023年合格者平均点55.6点 (65.4%) | 76.4点 (89.8%) | 61.5点 (87.8%) | 57.9点 (82.7%) | 251.5点 (81.1%) |
(得点率) | 2023年合格者最低点237点 (76.4%) |
開成中学校合格のための勉強はいつから?
開成中学校を目指したいと思ったら、受験勉強はいつから始めるものなのでしょうか。
中学校受験では、一般的には、小4から塾などに入って本格的に受験対策を始めることが多いようです。
大手進学塾の集団授業のカリキュラムは、小4だったら小3の2月から新小4のカリキュラムが始まることが多いため、難関中学を希望する場合、小3くらいからお子様の中学校受験対策を意識して情報収集を始める人も多いでしょう。
開成中受験対策を始めるなら「東大先生」
中学校受験では、新小4になったら進学塾に行くという人が多数を占めるようですが、実際のところお子さんの状況や家庭のご事情はさまざまです。もっと早く始めたい場合もいれば、学年の途中で受験を思い立つ場合もあったり、小5以降で受験することを決める場合もあるでしょう。
オンライン家庭教師の「東大先生」は、お子様に合わせた受験対策を立てるため、開始時期はいつでも問題ありません。また、自宅で授業が受けられるので、通塾時間確保のためのご家庭の都合の調整も必要ありません。
なにより、講師は現役東大生で、難関校の受験対策は得意分野です。講師の受験に関する知識、教科指導力には絶対の自信があります。
お子様の可能性を感じ、開成中受験対策を始めたいと考えている方は、ぜひオンライン家庭教師の「東大先生」にご相談ください。
開成中学校ってどんな高校?
開成中学校の基本情報・進学実績
開成中学校は、JR西日暮里駅から徒歩7分で通学しやすい立地にあり、2021年に創立150年を迎えている歴史ある学校です。150周年記念事業として、開成高校の建て替え計画が数年にわたって実施されていて、2024年に新校舎が完成予定です。新しい校舎は施設が充実し、ゆとりある作りになっているとのことで、開成中学校・高等学校での学校生活はさらに魅力的になっています。
学校名 | 学校法人開成学園 開成中学校・高等学校 |
住所 | 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里4丁目2番4号 |
生徒数 | 900名(1学年300名) |
学級数 | 21学級(1学年7学級) |
開成中学校・高等学校が全国的に有名である理由の一つは、東大合格者数が過去40年以上にわたって全国1位であることです。開成高校は生徒定員400名の学校ですので、毎年、生徒の3割以上が東大に現役合格しています。
2024 | 2023 | 2022 | 2021 | |
東大合格者数(現役合格者数) | 149(117) | 146(118) | 193(137) | 145(106) |
開成中学校の校風・学校生活
開成中学校の教育理念として次の4つがあります。どれも豊かな人間性を育てることに重きを置いた言葉になっています。
開成学園の文化祭「開成祭」は、企画・運営・演出などが、生徒達の自主性に委ねられて実施されていて、毎年盛り上がりをみせています。開成中学校の部活や同好会、クラス、有志による発表など、開成の生徒の様子、学校の雰囲気を知る機会になります。このように運動会・文化祭などの行事が生徒主体で運営されているのが開成学園の特色です。
2024年の開成祭は、「153rd開成祭 Gradation!」と題され、2024年9月21日(土)・22日(日)に開催されます。FacebookやInstagramで案内されていますので、興味のある人はチェックしてみると良いでしょう。
開成中学校の口コミ
開成中学校の口コミを見てみると、在校生からの口コミよりも、保護者からの高評価の書き込みが多く、子どもが開成中学校に通う保護者の満足度はとても高いことが伺えます。開成中学に通う生徒は、学力だけでない多彩な能力の高さがあり、良い仲間に囲まれて切磋琢磨しながら過ごせることに保護者として価値を感じているという内容が多くみられました。また、自由な校風で充実した学校生活を送ることができることも満足度の高さにつながっているようです。
入学すると「さすがはこの学校に入った子たちだな」と学力の高さは再認識しますが、それ以上に様々なジャンルで能力が高い子たちに出会います。
お互いを尊敬しあって交流をもって得られるたくさんの経験が一生の宝物になると思います。
出典:みんなの中学情報
学力はもちろんのこと、運動会にも高校生が熱くなり下級生の面倒見も良く、すごくよい学校です。息子が素晴らしい学校に通えて誇らしいです。
出典:みんなの中学情報
校則はほぼなく、制服を着ていくくらいです。生徒の自主制を重んじ、生徒を信頼してくれているのを感じます。校則がないからといって荒れることもなく、とても安心しています。
出典:みんなの中学情報
開成中学校の受験対策は、オンライン家庭教師「東大先生」におまかせください
この記事では、開成中学の偏差値、入試情報、学校情報についてまとめてみました。
開成中学の偏差値は72、全国トップレベルで、学校の雰囲気や高校での大学進学率も申し分ありません。開成中学は、中学校受験では最高峰のレベル、憧れの学校といっても過言ではないでしょう。昨今完成した高校の新校舎はさらに学校の魅力を増しています。
オンライン家庭教師の東大先生の講師は全て現役東大生です。本記事でも示した通り、開成高等学校からの東大合格者数は全国1位です。つまり東大は、多くの開成OBが在籍しています。開成の受験に関する生の情報を多く持つ現役東大生が、マンツーマンでお子様の受験勉強を指導します。
中学校受験対策のためには親御さんの時間やエネルギーを多く必要とするのが実情です。そして、ご家庭の事情やお子さんの状況はさまざまですので、進学を開始する時期について悩まれる方も多いかもしれません。
担当制でマンツーマン指導、オンライン家庭教師の「東大先生」は、受講を開始するハードルが低いことも強味です。
いつからでも始めることができ、ご家庭の都合に合せて授業を受けることができます。自宅で受講できるので通塾時間の調整の必要もありません。
お子様をぜひ開成中学に通わせたい、開成中学受験にチャレンジしたいと思い、いつから始めたら良いのか何から手を付けたらよいかと迷われている方は、ぜひオンライン家庭教師の「東大先生」にお問い合わせください。