【県立】海老名高校の合格に必要な偏差値は?校風や進学実績と合わせて紹介!

【県立】海老名高校の合格に必要な偏差値は?校風や進学実績と合わせて紹介!

神奈川県立海老名高等学校は男女共学・全日制普通科の公立高校で、近隣では「海老高」の愛称が定着している名門校です。

大手塾の標準偏差値は60前後進学率は大学進学と短期大学進学を合わせると8割前後と高めで、その多くはMARCHなどの難関私立大学へ進学しています。

入試においては、2024年度の海老名高校では【内申:入試=3:7】という比率が採用されています。これは神奈川県で実施された公立入試における面接試験の一律廃止に伴う変更で、内申点の不足分を面接で挽回することはできなくなりました。同校では学力重視の比率を採用しているため偏差値の合格ラインに影響は出ていません。

この記事では海老名高校の受験を考えている人に向けて、偏差値や内申点の目安を詳しく解説をしていきます。学校生活に役立つ情報などをまとめてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

この記事でわかること
  • 海老名高校の合格に必要な偏差値は60
  • 海老名高校の合格に必要な内申点は114点
  • 海老名高校の倍率は例年1.1~1.3倍
  • 海老名高校は勉強と部活を両立させて充実した学校生活を送れると人気
  • 海老名高校への合格を目指すなら東大先生!
目次

県立海老名高校の学校情報

【県立】海老名高校の合格に必要な偏差値は?校風や進学実績と合わせて紹介!

それでは早速、県立海老名高校の学校情報をみていきましょう。制服や学校行事についても詳しく説明していくので、ぜひチェックしてみてください。

県立海老名高校の基本情報

県立海老名高校の制服は伝統的な紺のブレザーで「稲穂色」と呼ばれる金色のネクタイが大きな特徴で近隣地域の間でもイメージが浸透しているデザインとなっています。

学校自体の知名度も高いため、周辺地域では制服を見ただけで学校が判別されてしまうとのことで、在校生にとっては時折不自由さを感じる場面もあるようです。

進学校としての実績は十分で、自習室を完備するなどしてMARCH以上の難関大学を目指して勉強に励むことができる環境が整ってます。また、部活動や学校行事も盛んで勉強と部活を両立させながら学生生活を送ることが海老高生のスタンダードとなっています。

県立海老名高校の進学実績

県立海老名高校の卒業生の進路内訳は以下のようになっています。

卒業生進路2023年2022年2021年
大学351303297
短大・専門142327
就職433
受験準備など176266
386391393

【神奈川県立海老名高等学校|進路状況より引用】

例年8割程度の卒業生が四年制大学へ進学をしています。

県立海老名高校の主要大学合格実績(2023年)は以下のようになっています。

■国公立17
京大1

2023年度は横浜国立大学の合格者が4名出ています。国公立大学の合格者は例年10〜20名程度となっています。

■早慶上智14
早稲田6
慶應1
上智2
東京理科5

私立の最難関大学へも例年10名以上の合格者が出ています。2020年〜2022年度の早稲田大学への合格者は3年連続で10名以上を達成していました。

■MARCH252
学習院10
明治56(28)
青山学院46(17)
立教18(9)
中央49(20)
法政73(23)

※カッコ内は実際の進学者数

難関私立であるGMARCHにも毎年200名以上の合格者を排出しています。中でも最も偏差値の高い明治大学への合格者は2021年以降、3年連続50名を超えています。

2023年度の卒業者の内、進学先として最も多い大学は明治大学の28名、次いで法政大学の23名となっています。MARCHへの進学者は97名となっていて、全体の25%の生徒が難関私立大学への進学を果たしています。

県立海老名高校出身の有名人

いきものがかりのメインボーカルである吉岡聖恵さんは県立海老名高校の出身者です。2018年の年末に行われた「紅白歌合戦」では母校でもある海老高ダンス部との共演も果たしました。

また、その際にはメンバーの母校である厚木高校のダンス部のメンバーも出演していました。海老名高校と厚木高校は偏差値が高めでよく似た校風であるため、志望校選択の際に両校を比較する受験生も多いのではないでしょうか。

高校時代から放送部、軽音部、バトン部に所属し校内でもかなりの人気者であった吉岡さんは海老高のイメージにもぴったりで、同校を象徴する人物といえるでしょう。

その他にも、ラジオDJの松橋美穂さんや宝塚歌劇団の雪輝れんやさんなど音楽・歌劇部門で活躍している有名人がいるため、公立高校でありながら、品の良い華やかなイメージが定着しています。

県立海老名高校の偏差値や入試に関する情報

【県立】海老名高校の合格に必要な偏差値は?校風や進学実績と合わせて紹介!

ここからは受験生向けに県立海老名高校の合格に必要な偏差値や内申点について説明をしていきます。実際の受験に役立つ併願校なども紹介していきますので、参考にしてください。

県立海老名高校の偏差値

県立海老名高校の偏差値はWもぎであれば「60」というのが合格圏内の大きな目安ラインとなります。

旧学区内の学校としては「8校中2番目」の偏差値となっており、厚木高校(偏差値:67)に次ぐ難関進学校です。県立海老名高校を第一志望として考えている場合には、「60」の突破を第一の目標とするのがよいでしょう

偏差値が「60」以下である場合には県立海老名高校は「挑戦校」となるため、合格率は五分五分かそれ以下となってしまいます。その場合には、確実に合格できるよう志望校のレベルを下げるか、抑えの併願校をしっかりと用意しておくことが重要です。

引用:【2024年】神奈川県内の高校偏差値ランキング|公立・私立まで一挙紹介

県立海老名高校の合格に必要な内申点

神奈川県の県立高校では以下の計算式から135点満点で内申点を算出します。

【内申点=中学2年生学年末の学習評価+中学3年生2学期の学習評価×2】

県立海老名高校の合格に必要な内申点は「114点〜」とされています。

上記の計算式に当てはめるとオール4の場合でも内申点は「108点」となり、合格に必要な内申点にはわずかに足りないことがわかります。

海老名高校では2023年度より37型と呼ばれる学力検査重視【内申:入試=3:7】の入試選考基準を採用しているため、入試で挽回することは可能です。

そのため、内申点足りないからといって絶対に合格できないというわけではないのですが、目安ラインとしては「オール4」は確保しておきたいところです。

県立海老名高校の入試情報(倍率・定員等)

年度募集人数 ※カッコ内は推薦受験者合格者倍率
2023年度3985363981.34
2022年度3984863991.22
2021年度3985173981.30

【神奈川県公立高等学校入学者選抜実施結果より引用】

2023年度の入試では募集人数は398(一般)となっていて、ここ10年間でほぼ一定、倍率もほぼ横ばいで1.1〜1.3の間を推移しています。また、同年度より面接試験が廃止され、学力検査重視へ入試選考基準が変更されましたが、受験者や合格者の数にはほぼ影響は出ていません。

大学への進学実績も堅調で安定しているため、入試倍率は当分の間横ばいとなることが予想されています。

県立海老名高校の併願校

神奈川県の公立高校を第一志望とする場合には、滑り止めとなる私立高校は「併願確約」か入試当日の得点で合否が決まる「オープン型入試」のどちらかを利用するケースが多くなっています。

「併願確約」を利用する場合には第一志望者が受験する推薦や専願と比べると、内申基準点が高く設定されているため、内申に不安がある場合には「オープン型入試」での受験も検討するようにしてください。

また、いきなり本番を迎えてしまうと実力を出しきれないケースもあるため、同レベルの高校を予め一般受験しておくことで第一志望の合格率も上げることができます。

これらを踏まえて、県立海老名高校を第一志望で受験する場合に併願されている学校を紹介していきます。

【私立学校】偏差値
麻布大附(S特)62
横浜隼人(特進)62
日大藤沢61
鵠沼(理数)60
横浜隼人(国際)57
横浜翠陵(国際)55

【標準偏差値(市進 高校受験情報ナビ)より引用】

私立の併願校候補としては、麻布大附のS特進(偏差値62)や横浜隼人の特進(偏差値62)がおすすめです。この2校は県立海老名高校とほぼ同レベルの学校のため実力を測るという意味でもちょうど良いため実際に併願する受験生も多いようです。

一方、滑り止めとしての受験を考えている場合には横浜隼人の国際(偏差値57)や横浜翠陵の国際(偏差値55)も候補となります。これらの学校はいずれも共学の中堅進学校となっているので、実際に受験をする場合には学校案内などで校風を確認しておきましょう。

【公立学校|旧第六学区】偏差値
厚木高校67
大和高校65
海老名高校60
座間高校58
秦野高校56

【神奈川県公立高校の偏差値(市進 高校受験情報ナビ)より引用】

県立を第一志望に考えている場合には、これらの学校も視野に入れておくとよいでしょう。

県立海老名高校の評判・口コミ

【県立】海老名高校の合格に必要な偏差値は?校風や進学実績と合わせて紹介!

海老名高校に実際に通っている在校生の口コミをまとめてみました。

【海老名高校の口コミまとめ】
・金色のネクタイがとにかく目立つ!可愛くはないと思う(女子)
・校則は厳しくも緩くもない。勉強も部活もそこそこ楽しめる(男子)
・昔は文化際がすごかったけど、コロナ以降は規模が縮小された(男子)
・プレハブのせいで校庭が狭い。2023年度から耐震工事をした本校舎になった。(女子)

海老校の代名詞ともいえる「稲穂色のネクタイ」に対しては、「通ってる学校が一発で分かってしまう」ほどにイメージで定着していることから在校生にとっては不自由さを感じることもあるようです。

「制服ディズニーには絶対に向かない」といった否定的な意見もありますが、その一方で「卒業するときには愛着も出てくる」との声もあり内心では気に入っている生徒も多いのかもしれません。

また、校則や授業については特に不満を持っている生徒は少ないようで、部活や勉強を両立させながら学校行事も楽しむことができるという点は評価が高かったです。

勉学に関しては、自主性を重んじているようで、赤本の貸出や綺麗な自習室など環境は用意されているものの、指導面にやや物足りなさを感じている生徒もいるようでした。

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住吉高校 偏差値と倍率

ここまで、県立海老名高校の偏差値や入試の特徴について紹介していきました。

県立海老名高校のことを詳しく知ることができて、「県立海老名高校に合格したい!」という気持ちが高まったのではないでしょうか?

しかし、県立海老名高校に合格するためには、県立海老名高校への合格を確実なものにするためには、学力検査重視に対応した学習法でバランスよく成績を上げていく必要があります。

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県立海老名高校の偏差値・校風まとめ

【県立】海老名高校の合格に必要な偏差値は?校風や進学実績と合わせて紹介!

県立海老名高校の受験を考えている人はWもぎの偏差値「60」が合格の大きな目安ラインとなります。これに加えて内申点の目安は「114点」を確保することで合格率は80%を超えてきます。

「内申点が足りない」人や、「苦手な科目がある」という人には、独自の成績向上メソッドを用いた「東大先生」での学習がおすすめです。

県立海老名高校は学校行事が盛んで、生徒間の雰囲気も非常に良い学校のため、第一志望としている受験生も多いでしょう。進学実績についてはMARCHなどの難関私立大学が主流になっているため、自身の学力に合った大学を選ぶことが大事となりそうです。

この記事を読んで県立海老名高校に興味が湧いたという人は、夏以降に行われる学校説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

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