英語長文の参考書ってどれがいいのかな?
たくさんあって選び方がわからない…
このように感じたことはありませんか?
受験において英語は必須の学校が多く、特に長文読解は問題の約7割を占めるとも言われる重要分野です。英語の得点を上げるためには、長文読解力の向上が不可欠と言えるでしょう。
しかし、英語長文を攻略するためには、単語力や熟語力、文法理解力に加え、構文把握や英語での解答力など様々な力を総合的に伸ばしていかなければなりません。
そこで、英語長文に関する参考書を使うことで効率的に学習していくことが重要となってきます。
自分の学力や志望校レベルに応じた適切な参考書を使うことで、受験に必要な英語長文読解力を確実につけていくことが可能と言えるでしょう。
この記事では、英語長文の参考書の選び方やおすすめ10選、選ぶ際の注意点などについて解説していきます。
本記事を参考にして英語長文の力を伸ばし、志望校への合格や成績アップを実現させてください。
- 英語長文の参考書のおすすめ10選
- 英語長文の参考書の選び方や注意点
- 参考書での独学が不安な場合は「コーチング塾」の利用も検討する
- 受験のプロに英語長文を指導してもらいたいなら「東大先生」がおすすめ!
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英語長文の参考書の選び方
まずは英語長文の参考書の選び方について解説します。間違った選び方をしてしまうと、お金と時間を無駄にするだけでなく、成績もアップしないことになりますので注意が必要です。
自分の学力と用途に合っているか
英語長文の参考書はレベルや分野に応じて様々な種類があるため、自分の学力や用途に適したものを選ぶことが最も重要です。
現在の学力以上のものを使っても理解できない部分が多くなってしまい、結局続けられずに成績も上がらないといった結果になってしまいます。
また、共通テスト対策を目的としているのに難関私大に特化したものを選んでも意味がありません。
自分の学力状況と目的を正確に把握してから英語長文の参考書を選ぶようにしましょう。
志望校の入試対策に適しているか
英語長文と一口に言っても、共通テストから大学独自の入試まで様々なレベルや傾向があります。したがって、自分の志望校の入試要項や過去問をよく確認し、問題のレベルや傾向を抑えることが重要です。
英語長文の参考書には、基礎から最難関レベル、特徴別など様々なタイプが用意されています。志望校の入試対策として適切な参考書を選ぶようにしてください。
様々な問題形式に対応できるか
英語長文の試験では様々なタイプの問題が出題されます。主なタイプは以下のとおりです。
- 空所補充
- 要旨把握
- 並び替え
- 指示語問題
- 要約
- 図表問題
- リスニング
英語長文を読解した上で、これらの問題に解答しなければならないため、単語や文法など総合的な力が必要となります。そのためには、様々な形式の問題を繰り返し解くことが大切です。
英語長文の参考書を検討する際は、様々な問題形式に対応できるものを選ぶことで、英語の力を総合的に伸ばすことができるでしょう。
持ち運びしやすいか
最近はデジタルブックも増えたとはいえ、参考書は紙ベースで使うことが多いでしょう。
そのため、持ち運びのしやすさは選ぶ際の重要ポイントの一つとなります。持ち出しが容易な参考書であれば、移動中やカフェなど様々なシチュエーションに対応することが可能です。
ちょっとした空き時間にサッと確認できることで、結果的に多くの時間を英語長文の対策にあてることにつながります。
【2024決定版】英語長文の参考書おすすめ10選を徹底比較
英語長文の参考書おすすめ10選を表に整理してみました。それぞれの参考書にはシリーズがありレベル別となっています。
基礎から最難関レベルまで揃っているものもあれば、難関以上のレベルで構成された参考書もあります。
まずはこちらを参考にした上で、自分の学力や目的に合った参考書を確認してみてください。
参考書 | 概要 | レベル |
英語長文ハイパートレーニング | 文構造についての解説が詳細 英語長文の苦手な部分を徹底的に復習できる | 基礎〜最難関 |
全レベル問題集 英語長文 | 解説の詳しさと2種類の音声学習に定評のある参考書 大学別の入試分析やアドバイスあり | 基礎〜最難関 |
英語長文レベル別問題集 | レベル別に6冊あり、順序立てて演習が行える 音声学習も可能 | 基礎〜最難関 |
スピード英語長文 | 英語長文の概要を抑えるパラグラフリーディングの練習ができる一冊 付属CDを使ったシャドーイングも可能 | 基礎〜最難関 |
英語長文ポラリス | 最新の入試を分析した問題を掲載 精読を強化したい人におすすめ | 基礎〜最難関 |
英語長文問題精講 | 英文解釈の入門的な要素を詰め込んだ参考書 解説も詳しく、長文に慣れる一冊としておすすめ | 標準〜難関 |
レベル別英語長文問題Solution | 音読に適した英文を厳選した問題集 一文一文を詳しく解説 | 標準〜最難関 |
イチから鍛える英語長文 | 難易度別に4シリーズあり、高校基礎から早慶上智レベルまでカバー 英文解釈の力をしっかりつけられる | 標準〜最難関 |
やっておきたい英語長文 | 問題数が豊富 基礎を固めた上で演習をたくさんこなしたい人におすすめ | 標準〜最難関 |
特訓リーディング | 基礎から発展まで幅広くカバーできる問題集 英語長文読解の重要ポイントを余す所なく掲載 | 難関〜最難関 |
英語長文のおすすめ参考書10選
ここでは英語長文のおすすめ参考書10選について紹介します。
自分の学力や用途に応じた参考書を選ぶための参考にしてください。
【高校基礎レベル向け】英語長文の参考書
まずは高校の授業で学習する基礎レベルから対応できる参考書を紹介します。
ただし、本記事で紹介する参考書はそれぞれレベルやステップが用意されているため、難関大学や最難関レベルに対応していけるものもあります。
英語長文ハイパートレーニング
【シリーズ】超基礎編、センターレベル編、標準編、難関編
【対応レベル】基礎〜最難関
「英語長文ハイパートレーニング」は、英語の文構造の解説が非常に詳しくされている参考書です。
一文一文について解説がされているため、これまで読めなかった英語文を徹底的に復習していくことができます。
CDも付属しているため、速読やリスニングのトレーニンを行うことができるのも利点の一つです。
シリーズに沿って段階的に学習することが可能ですが、各シリーズごとのレベル差が大きいと言われることもあるので注意してください。
全レベル問題集 英語長文
【シリーズ】1、2、3、4、5、6
【対応レベル】基礎〜最難関
「全レベル問題集 英語長文」の特徴は、文構造や設問について詳しく解説されていることと、音声学習が可能なこととなっています。
また、大学別に入試の英語長文分析や学習アドバイスもあるため、志望大学に対する的確な勉強が可能です。
音声学習では、シャドーイングとオーバーラッピングの2種類を学習することができます。
英語長文レベル別問題集
【シリーズ】1、2、3、4、5、6
【対応レベル】基礎〜最難関
その名のとおり、レベル別に6冊から選ぶことのできる問題集となっています。自分の額力に応じて、順序立てた演習が可能です。
詳細な本文解説に加え音声学習も可能となっているため、英文の構造について頭と耳でしっかり覚えることができます。
スピード英語長文
【シリーズ】Level1、Level2、Level3、Level4
【対応レベル】基礎〜最難関
「スピード英語長文」は、長文読解で重要となる「精読・速読・パラグラフリーディング」を学ぶことができる一冊となっています。
パラグラフリーディングのページでは、各パラグラフの要約や展開が記載されており、長文の内容を大まかに把握する練習をすることが可能です。
付属CDによるシャドーイングもできるため、この一冊をやり込むことで英語長文を早く正確に読むことができるようになるでしょう。
英語長文ポラリス
【シリーズ】基礎、標準、応用、発展
【対応レベル】基礎〜最難関
「英語長文ポラリス」は、近年の入試問題を分析し、厳選された問題が収録されています。また、解説の詳しさや分かりやすさにも定評がある一冊です。
標準、応用、発展の3シリーズがあり、英語長文の要である精読を強化したい人に特におすすめとなっています。
【標準レベル以上向け】英語長文の参考書
ここで紹介する英語長文の参考書は、標準大学レベル以上の学習におすすめとなっています。基礎を固めた上で取り組むことで、より学習効果を発揮するでしょう。
また、シリーズやレベルを進めることで、難関大学や最難関大学レベルの受験対策に対応することも可能です。
英語長文問題精講
【シリーズ】入門、基礎
【対応レベル】標準〜難関
「英語長文問題精講」では、入門と基礎の2種類があります。
入門は主に英文解釈に重点を置いており、解説も詳しく英語長文に慣れるためにおすすめです。
一方、基礎の方は演習系となっており、地方国公立・関関同立・GMARCHレベルの問題が約40題収録されています。
レベル別英語長文問題Solution
【シリーズ】1、2、3
【対応レベル】標準〜最難関
Solutionの特徴は、音読に適した英文を厳選した問題集となっている点になります。
音読を非常に重視しており、音読をしやすい語数を意識した上で、最近のテーマから厳選した問題を掲載しています。
本格的に長文の演習を始める人におすすめの一冊と言えるでしょう。
イチから鍛える英語長文
【シリーズ】Basic、300、500、700
【対応レベル】標準〜最難関
Basicは高校基礎、300は私大標準、500は私大難関、700は私大最難関と全レベルをカバーする参考書が「イチから鍛える英語長文」です。
読み下し文と構文解説がついているため、英語の一文一文を精読でき、文法や英文解釈の力も身につけることができるでしょう。
【難関〜最難関大学レベル向け】英語長文の参考書
最後は難関大学や最難関大学レベル向けの紹介です。
先に紹介した英語長文の参考書を完璧にした上で取り組むことで、さらに実力を高めることが望めます。
やっておきたい英語長文
【シリーズ】300、500、700、1000
【対応レベル】標準〜最難関
豊富な問題数が特徴の一冊が「やっておきたい英語長文」です。
シリーズの300でも標準レベルとなっているため、ある程度基礎が固まっていて、多くの問題を解きたい人向けの参考書と言えます。
解説は比較的少ないため、他の参考書を徹底的にやり込んだ上で取り組むと効果が一層期待できるでしょう。
特訓リーディング
【シリーズ】標準、上級
【対応レベル】難関〜最難関
「特訓リーディング」は30題以上の圧倒的な問題数が特徴の参考書です。シリーズでは「標準」とついているものでも、難関私大レベルを目安としています。
文構造や解き方に関する解説も非常に詳しくされており、難関以上を目指す受験生にとって、英語長文読解の要点がまとめられた一冊となっています。
英語長文の参考書を選ぶ際の注意点
ここでは、英語長文の参考書を選ぶ際の注意点について解説します。
間違った参考書を買ってしまうと時間やお金を無駄にしてしまうことにつながるため、しっかりと確認して抑えてください。
いきなり難しい参考書に手を出さない
参考書選びでよくある失敗例の一つが、「最初に難しいものを買って、結局読まなくなる」というケースです。このような失敗をしないために、まずは自分の英語レベルをしっかりと把握しましょう。
単語や熟語の基礎はできているか、文法や指示語は正しく理解しているか、といったことを確認しておくことが大切です。
また、参考書の中身を確認できるようなら、自分がちゃんと理解できそうかを確認することも重要です。
1つの参考書を徹底的にやり込む
人気の参考書ほとんどに手を出して、結局どれも中途半端になってしまった人も珍しくありません。その場合、おそらく成績アップもあまり効果が出ないでしょう。
英語長文の参考書は、まずは1つの参考書を徹底的に読み込むことが重要です。1冊の内容を完璧に身につけるようにしなければ、成績を向上させることも難しいと言えます。
1つの参考書を徹底的にやり込むことができてから、次のレベルや分野の参考書を検討するのがおすすめです。
必ず復習する
最近の参考書は内容が非常に充実しているため、一度問題を解いて解説を読むと理解した気になってしまいがちです。しかし、それは大きな間違いであると言えるでしょう。
難関大学に合格した人は口をそろえるように「参考書は復習しながら繰り返し問題を解いた」と言っています。
間違えた問題があった場合は解答を確認して終わりにせず、「なぜ間違えたのか」「どうすれば次は間違えないか」をしっかりと分析して復習に生かしましょう。そうすれば、英語長文の力は確実についていくはずです。
受験のプロである現役東大生に英語長文を指導してもらいたいなら「東大先生」がおすすめ!
英語長文の成績を上げるには、自分に合った参考書を使っていくことがおすすめです。
しかし、中には「参考書はあるけど1人で勉強するのは不安」「参考書の効果的な使い方がわからない」「思うように成績が上がらない」と思う人もいるのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのが、オンライン家庭教師の「東大先生」というコーチング塾です。
東大先生の講師陣は全員が受験のプロである現役東大生となっており、当然、英語長文に関するノウハウも熟知した存在です。
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受験における英語長文の知識は日本トップクラスのため、基礎から応用、難問まで問題なくカバーして受験生をサポートすることが可能です。
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英語長文の学習に最適の参考書おすすめ10選!(まとめ)
いかがでしたか?今回は、英語長文におすすめの参考書を厳選して解説しました。
記事で紹介したとおり、英語長文の参考書を選ぶ際は、自分のレベルや目的に応じたものを選ぶことが重要です。
また、いきなり複数の参考書に手を出さず、まずは1冊を徹底的にやり込んで理解することも大切な要素となります。
本記事のポイントを抑えて参考書を活用できれば、限られた勉強時間を効率よく使って学習することができるでしょう。
また、参考書を使った独学に不安を感じる人は、プロ講師によるコーチング塾を利用することもおすすめの選択肢です。
志望校の合格や成績アップを達成し、夢を実現できることを応援しています!